佐賀県小城市小城町松尾に位置する「鯉しげ」は、清らかな水と豊かな自然に囲まれた「清水の里」で、こだわりの鯉料理を提供する和食店です。全国名水百選に選ばれる清水川で徹底管理された鯉は、泥臭さがなく澄んだ味わいが特徴であり、その新鮮な鯉を使った料理は多くの人々を魅了しています。親子二代にわたり受け継がれてきた熟練の技と、「とどけたいのは思いやりの心」という理念のもと、訪れるお客様に心地よいひとときを提供しています。
アクセスは、長崎自動車道「小城スマートIC」から車で約2分、または高速道路小城スマートチェンジからも車で約2分と、お車でのアクセスが非常に便利です。JR小城駅からは車で約10分から15分ほどで到着します。敷地内には専用駐車場8台と共同駐車場も完備されており、お車での来店も安心です。また、15名様以上から利用できる送迎サービスも行われており、人数や場所に応じて相談が可能です。
お店の大きな特徴は、お客様がゆったりと過ごせる全室個室の空間です。2名様から9名様で利用できる完全個室から、最大34名様まで収容可能な大広間まで、人数やシーンに合わせて利用できます。平成18年(2006年)に店舗を改装しており、1階には車椅子での入店が可能なバリアフリー対応の個室も設けられており、幅広い年齢層の方が安心して利用できる配慮がなされています。座敷席や掘りごたつ席も用意されており、落ち着いた空間で食事を楽しめます。
「鯉しげ」のメニューは、その名の通り「鯉料理」が中心ですが、鯉料理が苦手な方のために佐賀県産のブランド鶏「みつせ鶏」を使った料理も豊富に用意されています。看板メニューの一つである「鯉のあらい」は、丁寧に水洗いすることで鯉特有の臭みや脂を落とし、氷で身を引き締めることでコリコリとした独特の歯ごたえと旨味を際立たせています。自家製のまろやかな酢味噌と薬味と共に味わうのがおすすめです。「鯉のあらい(鯉こく付)」は、2~3人前で4,620円(税込)、3~4人前で6,325円(税込)で提供されています。お一人様用の「鯉しげ定食」は、鯉のあらい、鯉こく、ご飯、小鉢がセットになり2,420円(税込)です。鯉のあらをじっくり煮込み、旨味が凝縮された「鯉こく」は、タウリンやコラーゲンも豊富に含んだ栄養満点の一品です。また、骨の少ない鯉のナゲットに中華風の甘酢あんをかけた「鯉のあんかけ」は、サクサクとした食感とふわっとした身のコントラストが楽しめるオリジナル料理として好評を得ています。
冬の時期には、店主おすすめの冬季限定メニューとして、寒鮒のお刺身や、清水でも「鯉しげ」でしか味わえないとされる寒鯉の白子刺し、寒鯉のこりこりなどが登場し、旬の味覚を堪能できます。「みつせ鶏」を使用した料理では、女将特製の甘だれで仕上げる「みつせ鶏鉄板焼き」や、程よい食感と豊かな風味を味わえる「みつせ鶏のとりすき(2~3人前)」が4,950円(税込)で提供されています。「とりすき」は前日までの予約が必要で、〆にはチーズリゾット風のおじや、または小城産の豆乳麺を選ぶことができ、特に女性のお客様に人気です。その他、鰻の白焼きや蒲焼き、鮎の塩焼きなども提供されており、多様な選択肢があります。
食事の終わりには、名水百選清水の美味しい水で淹れたコーヒーと、特製の手作りデザートを無料でサービスしており、細やかな心配りが感じられます。ただし、デザートは数に限りがあるため、品切れの場合もあります。テイクアウトにも対応しており、店内のほとんどのメニューを自宅で楽しむことができます。お祝いの席や親戚の集まりなど、特別な日にも利用されており、PayPayやVisa、Mastercardといったキャッシュレス決済も可能です。営業時間は、月曜日から水曜日、金曜日、祝前日は午前11時から午後9時まで(料理のラストオーダーは午後7時、ドリンクは午後8時30分)、土曜日、日曜日、祝日は午前11時から午後8時30分まで(料理のラストオーダーは午後7時、ドリンクは午後8時)です。基本的には通し営業ですが、休憩時間を設ける場合もあります。定休日は毎週木曜日で、祝日の場合は振り替えとなることがあります。年末年始は12月30日、31日、元日(1月1日)がお休みです。ランチタイムの予算は2,000円から2,999円程度、ディナータイムの予算も2,000円から2,999円程度で、口コミでは3,000円から3,999円程度の利用が多いようです。