福岡県小郡市に位置する「ラーメンラボ。ヒカリノサキ」は、西鉄小郡駅から徒歩約5分という利便性の高い場所で、多くのラーメン愛好家を惹きつける人気店です。店舗は線路沿いにあり、初めて訪れる方でも見つけやすい立地。周辺には専用駐車場も完備されており、店舗前と道を挟んだ向かい側に合計7台分のスペースが確保されているため、車での来店も安心です。
店名の「ラボ」が示す通り、一般的なラーメン店の枠に囚われない、探求心に満ちたラーメン作りがこの店の大きな特徴です。独学でラーメンの道を極めた店主は、「味にブレを出さず、安定して提供できてこそプロ」という揺るぎない信念のもと、日々手間を惜しまず、多彩なラーメンを生み出しています。豚骨、鶏を主体とした非豚骨、そして斬新な創作麺の三つの柱を展開し、訪れるたびに新たな発見と感動を提供しています。すべてのメニューが味と見た目に一切の妥協なく完璧な仕上がりであり、「選べる楽しさ」も追求されている点が、ラーメンラボ。ヒカリノサキが支持される理由の一つと言えるでしょう。店内は清潔感が漂い、カウンター席とテーブル席が合わせて20〜23席用意されています。ランチタイムや週末は特に賑わい、行列ができることも珍しくないため、時間には余裕を持って訪れるのがおすすめです。
数あるメニューの中でも特に注目を集めるのが「特製塩ラーメン」です。その澄んだ琥珀色のスープは、見た目の美しさとは裏腹に、しっかりとしたパンチと奥深い旨味が凝縮されています。厳選された3種類の塩を独自にブレンドし、昆布やホタテ、かつお節といった和風の出汁を丁寧に合わせ、さらに鶏油やホタテ油を巧みに加えることで、あっさりしていながらも忘れがたいコクと優しい甘みが感じられる一杯に仕上げられています。この特製塩ラーメンは、お客様の好みに合わせて「麺」「チャーシュー」「仕上げ油」をそれぞれ3種類から自由にカスタマイズできるという、画期的なシステムが導入されています。麺は、京都の「麺屋棣鄂」から仕入れるストレート麺、ちぢれ麺、中太麺の3種。チャーシューは、しっとりと柔らかな鶏ムネ肉と、肉の旨味をしっかりと感じられる豚ロースや豚腕肉から選べ、組み合わせによっては低温調理されたレアチャーシューも楽しめます。仕上げ油には、鶏油、ホタテ油、にぼし油があり、例えばストレート麺に鶏ムネチャーシュー、ホタテ油の組み合わせは常連客にも人気です。これにより、毎回異なる味わいの変化を楽しむことができ、まさに「自分好みの一杯」を追求する喜びが体験できます。
豚ラーメンは、豚頭やゲンコツをベースに鶏ガラ、昆布、椎茸などの和風要素をバランス良く加えた、旨味を最大限に引き出した濃厚な豚骨スープが特徴です。豚ロースや腕肉といった脂身の少ないチャーシューが使用され、ネギも手切りにこだわるなど、細部まで店主のこだわりが感じられます。また、鶏ガラと水、醤油のみで作られた「鶏醤油ラーメン」は、素材本来の味わいを活かした繊細かつ奥深い味わいが魅力です。
ラーメン以外にも、サイドメニューの充実ぶりも特筆すべき点です。ミニチャーシュー丼や月見チャーシュー丼は、香ばしく炙られたチャーシューとご飯、そしてマヨネーズとタレの絶妙な組み合わせが人気を集めています。季節ごとに登場する「冷やしレモンラーメン」のような創作麺や、「背脂ニラ醤油つけ麺」といった限定メニューも提供され、訪れるたびに新しい発見があります。また、餃子やチャーハンも人気で、ラーメンと合わせて楽しむお客様も多く見受けられます。平日のランチタイムにはご飯ものがお得な価格で提供されたり、週末には餃子の個数が増えるサービスも実施されており、細やかな心遣いが感じられます。麺の替え玉も用意されており、豚ラーメンは130円、その他のラーメンは160円で追加が可能です。少なめに食べたい方には70円の半替玉も選べます。
ラーメンラボ。ヒカリノサキは、水曜日が定休日で、月曜、火曜、木曜から日曜、祝日に営業しています。平日は11:00から15:00(L.O. 14:45)、18:00から22:00(L.O. 21:45)の二部制で、土曜、日曜、祝日は11:00から22:00まで通し営業を行っています。スープがなくなり次第終了となる場合もあるため、特に遅い時間帯に訪れる際は注意が必要です。常に進化し続けるラーメンの世界を追求し、「一歩先を行く」ことを目指すこの店は、小郡の地から新たな麺の可能性を発信し続けています。