福岡市東区和白東に位置する「カレーハウス インディアン」は、地域で30年以上にわたり愛され続けている老舗の洋食店です。JR福工大前駅から車で約5分、徒歩でも12分圏内、またJR香椎線の和白駅からは徒歩約14分、西鉄貝塚線の唐の原駅からも徒歩約17分と、複数の駅からのアクセスが可能で、近隣には西鉄バスの「上和白」停留所もあります。店舗には駐車場も備えられており、車での来店も便利です。温かく家庭的な雰囲気が漂う店内は、総席数15席のこぢんまりとした空間ながらも、テーブル席とカウンター席がバランス良く配置され、一人でも気軽に立ち寄れる居心地の良さがあります。
当初はカレー専門店として営業をスタートしたこの店ですが、来店客からの多様なリクエストに応え続ける中で、現在ではカレーだけでなく、定食、スパゲッティ、そしてピザといった幅広い洋食メニューが提供されています。提供されるカレーは、厳選された諫早産の玉ねぎを4時間かけて丁寧に炒め、じっくりと煮込んだルーと合わせて2日間寝かせるという、手間暇を惜しまないこだわりが詰まっています。この独自の製法によって生み出されるルーは、やや黒みがかった色合いで粘度が高く、一口食べればその濃厚さと深いコクが口いっぱいに広がるのが特徴です。15種類以上のスパイスが織りなす奥深い味わいは、どこか懐かしさを感じさせながらも、一度食べたら忘れられない魅力を持っています。
メニューの豊富さも「カレーハウス インディアン」の大きな魅力の一つです。カレーの種類だけでも15種類以上が揃い、辛さは甘口、中辛、辛口の3段階から選択できるため、好みに合わせて調整が可能です。さらに、卓上にはカレースパイスも用意されており、途中で味の変化を楽しむこともできます。多くのカレーメニューには、コーンサラダが添えられて提供され、希望に応じて味噌汁への変更も可能です。数あるメニューの中でも特に人気を集めているのは、「よくばりジャンボ焼きカレー」で、香ばしいチーズの下には、ジューシーなハンバーグ、とろりとした温泉卵、ウィンナー、ナスといった具材がゴロゴロと入り、そのボリューム感と満足感は格別です。また、「スペシャルB」は、カツ、チーズ入りハンバーグ、目玉焼き2個が贅沢にトッピングされた一皿で、食べ応え満点と評判です。ハンバーグの中に温泉卵が仕込まれているというユニークな工夫が凝らされたメニューもあり、驚きと美味しさを提供しています。その他にも、白身魚、からあげ、ソーセージ、チーズハンバーグ、ジャンボチキンカツなど、多彩なトッピングカレーが揃い、お子様向けのカレーも用意されているため、家族連れでも安心して食事を楽しめます。カレー以外の洋食メニューも充実しており、特製のチキン南蛮も自慢の一品として知られています。
店内に足を踏み入れると、壁には地元サッカーチーム、アビスパ福岡の選手のサインが多数飾られており、地域に根差した店舗であることが伺えます。これまでにメディアにも度々取り上げられており、その美味しさとボリュームは広く知られています。平均予算はランチ、ディナーともに1,000円前後と手頃な価格帯で、気軽に足を運べる点も人気の理由です。会計にはPayPayが利用できるため、キャッシュレスでの支払いにも対応しています。持ち帰りにも対応しており、カレールーのみの購入も可能です。温かい接客と、長年培われた確かな味が、多くの常連客を惹きつけてやみません。