福岡市中央区警固に位置する「小烏」は、ひな鳥の素揚げを専門とする鶏料理店です。2020年11月にオープンして以来、その独自のスタイルで多くの食通を魅了しています。人気焼鳥店「鳥いち」の姉妹店であり、ミシュランガイドのビブグルマンを獲得した経験を持つ店主の松永一平氏がプロデュースを手掛けています。素材本来の旨みを最大限に引き出すため、衣を付けずに高温でじっくりと揚げる素揚げは、まさに熟練の技が光る一品です。使用されるのは、生後30〜40日の鹿児島県産のひな鳥のみ。このシンプルな調理法が、ひな鳥ならではの純粋な風味と驚くほど柔らかな口当たりを際立たせています。
交通アクセスは、福岡市営地下鉄空港線「赤坂(福岡)駅」から徒歩約6分から10分圏内と、駅からの利便性も良好です。警固交番の向かい側に位置しており、初めて訪れる方にも分かりやすい立地です。
店内の特徴は、ガラス張りで開放感あふれるシンプルなモダンデザイン。コの字型に配されたカウンター席のみで構成されており、全14席が用意されています。個室やソファ席の用意はなく、オープンキッチンならではのライブ感を楽しむことができます。調理の様子を間近で見ながら、料理人との会話も楽しめるアットホームながらも洗練された空間は、お一人様での利用はもちろん、デートなど大切な人との食事にも適しています。外から店内の賑わいが見えるため、ふらりと立ち寄りやすく、二軒目としても利用しやすい雰囲気です。
提供されるメニューの中心は、看板料理である「ひな鳥の素揚げ」です。香ばしくジューシーな「ももの素揚げ」や、しっとりとした「むねの蒸し鶏」は特に人気を集めています。初めて来店する方には、小鉢一品とむねの蒸し鶏、ももの素揚げ、野菜の素揚げなど、店の自慢の品々をバランス良く味わえる「ひととおり」のコースがおすすめです。鳥刺しや砂肝、せせりといった多彩な部位の素揚げも用意されており、その日の気分や好みに合わせて選ぶことができます。締めには、新鮮な鶏ガラから取った透明感のある深いコクが特徴の「醤油ラーメン」や鶏雑炊なども楽しめます。ドリンクは、ビール、日本酒、焼酎、ワインなどが豊富に取り揃えられており、シンプルな素揚げの味を引き立てる銘柄が厳選されています。ディナーの予算目安は、3,000円から5,000円程度で、質の高い鶏料理を手軽に堪能できる価格帯です。
支払い方法には、主要なクレジットカード(VISA、Mastercard、Amex、Diners、JCB)やPayPayなどのQRコード決済にも対応しており、利便性にも配慮されています。店内は全席禁煙となっており、快適な環境で食事を楽しむことができます。専用駐車場はありませんが、近隣にはコインパーキングが多数存在します。通常、日曜日と祝日を定休日としていますが、一部不定休の場合もあるため、事前の確認が推奨されます。新鮮なひな鳥を最高の状態で提供する「小烏」は、素材へのこだわりと熟練の技が織りなす絶品の素揚げを心ゆくまで堪能できる、福岡警固エリアで注目の鶏料理専門店です。