福岡市中央区草香江に位置する「楽味処 暖(らくみどころ だん)」は、和食とフレンチが融合した創作料理を堪能できる居酒屋です。地下鉄七隈線六本松駅から徒歩約5分から7分、草香江バス停からは徒歩約1分の場所にあり、アクセスしやすい立地です。2022年6月にオープンした店内は、シックで落ち着いたモダンな雰囲気で、カウンター席とテーブル席が配置されています。カウンター席は5席、4人掛けのテーブル席が2つあり、総席数は13席とされています。奥のテーブル席は、子連れでも気兼ねなく過ごせる空間です。貸し切りも可能で、6名以上での利用が目安とされています。
「楽味処 暖」の店主は、ホテルでのフレンチや海鮮居酒屋での経験を持つ料理人で、その経歴を活かした独自の料理を提供しています。旬の食材を厳選し、長浜市場で仕入れた魚介類や、嘉穂郡のノガミファームから届く無農薬野菜など、素材へのこだわりが強いことが特徴です。和の技法にフレンチの華やかさや工夫を取り入れた料理は、一皿ごとに楽しませてくれます。
メニューは、夜の部ではアラカルトとコース料理が用意されています。アラカルトでは、店内の生簀で泳ぐ新鮮な活魚を使った刺身や、熟成させた魚の刺身の両方を楽しむことができます。ヤリイカの活造りは100gあたり1,300円、自家製柚子味噌は660円で提供されています。注目すべきは「マグロの中トロの生ハム」で、他ではなかなか味わえない一品として知られています。コースは4,400円、6,600円、11,000円の3種類があり、中でも6,600円のコースでは、前菜にヤリイカといくらのミニサラダ、クロムツのマース煮、刺身盛り合わせ、マグロの中トロの生ハム、牛ほほの赤ワイン煮込みパイ包み、タチウオの月桃葉包み焼き、マジャクの唐揚げ、黒毛和牛とセロリの花のしゃぶしゃぶ、鯛出汁ラーメン、チョコと山椒のタルトなど、多彩な料理が楽しめるとのことです。アラカルトには、ぶり白子春巻き770円やヒラス生ハム660円といった気になるメニューも並びます。客単価は5,000円から7,000円程度が目安とされています。
ランチ営業は2024年2月から開始され、水曜日から土曜日の11:30から14:00まで営業しています。ランチメニューのイチ押しは、大分県産の活アジをいけすから捌いて提供する「活アジづくし定食」で、1,600円または1,800円で刺身やフライ、またはハーフ&ハーフで鯵を堪能できます。〆にお茶漬けにすることも可能です。定番メニューとして「海鮮とろろ丼定食(味噌汁、小鉢付き)」(1,900円)もあり、活車エビ、イクラ、マグロトロ、旬の刺身4種が豪華に盛り付けられています。また、「鯛出汁ラーメン&自家製柚子味噌おにぎり」は900円で提供され、鯛出汁に合わせた自家製麺が使われています。
特別なサービスとして、火曜日から日曜日の21時から23時まではドリンクが半額になる「夜のハッピーアワー」が毎日開催されています。支払いはQRコード決済のPayPayに対応していますが、クレジットカードや電子マネーは利用できないとされています。全席禁煙で、駐車場は設けられていません。
「楽味処 暖」は、新鮮な魚介と旬の野菜を用いた和洋折衷の創作料理を、落ち着いた空間で味わいたい方に適したお店です。