福岡市中央区大名に位置する「ちー坊のタンタン麺 大名店」は、本格的な担々麺を求める人々から長く愛されている専門店です。福岡市営地下鉄空港線赤坂駅の5番出口からは徒歩わずか1分というアクセス良好な立地で、西鉄バスの大名二丁目バス停や舞鶴一丁目バス停からも徒歩圏内にあり、多方面から訪れやすい場所にあります。福岡市中央区役所のほど近く、雑居ビルの1階奥に位置していますが、歩道に出された看板が目印となり、初めて訪れる方でも迷うことなくたどり着けるでしょう。この大名エリアはラーメン激戦区としても知られており、その中で確固たる人気を築いています。
お店のコンセプトは、日本における四川料理の第一人者として名高い陳建民氏直伝の味を継承し、その本格的な味わいを現代に伝えることにあります。自家製の芝麻醤(ごまダレ)とラー油を丁寧に使い、奥深いコクと香りが特徴の担々麺を提供しています。店内は外光が控えめで落ち着いた照明が印象的で、ゆったりとした時間を過ごせる居酒屋のような居心地の良い雰囲気が広がっています。カウンター席が5〜6席と、テーブル席が4卓設けられており、お一人様はもちろんのこと、友人や家族との食事にも適した空間です。
メニューの中心となるのは、豊富な種類の担々麺です。定番の「白胡麻タンタン麺」や、香ばしい風味が特徴の「黒胡麻タンタン麺」はどちらも850円で提供されています。女性にも人気の「チーズ入りタンタン麺」は950円、さらに辛さを極めたい方には「激辛タンタン麺」も選べます。担々麺以外にも、「タンタンつけ麺」(850円から)や「ネギ醤油ラーメン」(750円)など、幅広い好みに対応する麺料理が揃っています。
「ちー坊のタンタン麺」の大きな魅力の一つは、麺のカスタマイズが可能な点です。辛さは「無し」から「控えめ」「やや辛」「辛い」「激辛」まで、複数の段階から好みに合わせて調整できます。麺の太さも「細麺」「中麺」「太麺」から選べ、太麺はチャンポン麺に似た食べ応えのある太さです。また、麺のかたさも「普通」「かた麺」「バリかた」と、博多ならではの選択肢が用意されており、自分好みの「黄金パターン」を見つける楽しみがあります。
福岡のラーメン文化に根付いたサービスとして、「替玉」も提供されており、麺が足りないと感じた際に180円で追加が可能です。替玉は細麺のかた麺がおすすめとされています。また、卓上には自家製の「食べるラー油」と「辛さ調節用のラー油」が常備されており、味の変化やさらなる辛さの追求が可能です。特に食べるラー油はコクがあり、担々麺だけでなくサイドメニューの白ご飯とも相性が良いと評判です。担々麺の前に軽く一杯楽しみたい方向けに、サイドメニューの「ザーサイの浅漬け」(200円)や「白ご飯」(50円)といった一品料理も充実しており、夜にはちょい飲みにも利用できる点が、多くのファンを惹きつけています。
営業時間は月曜日から土曜日、祝日は11時30分から16時まで(ラストオーダー15時45分)、そして18時から23時まで(ラストオーダー22時30分)となっています。日曜日は定休日です。多岐にわたる麺のカスタマイズと、陳建民氏直伝の本格的な味わいが、多くの担々麺ファンを魅了し続けている「ちー坊のタンタン麺 大名店」は、福岡で担々麺を味わうなら一度は訪れたい名店です。