福岡市中央区薬院、通称「薬院グルメ通り」からもほど近い場所に位置する「らーめん酒場八十一(やそいち)」は、ラーメンと共にお酒や一品料理を楽しめる「らーめん酒場」というコンセプトを掲げた飲食店です。福岡市地下鉄七隈線の薬院大通駅2番出口から徒歩約5分、西鉄薬院駅からも徒歩約7分というアクセスしやすい立地にあり、ランチから深夜、早朝まで幅広い時間帯で利用できるのが大きな特徴です。
この店の看板メニューは、豚骨醤油ラーメンです。見た目は横浜家系ラーメンを彷彿とさせますが、豚骨特有の臭みは抑えられ、鶏ガラも使用したマイルドで優しい口当たりのスープに仕上げられています。福岡県民の口にも合うようにアレンジされており、あっさりとしていながらもコク深い味わいが楽しめます。麺は、博多ラーメンの定番である低加水の「細麺」と、スープとよく絡む「ちぢれ麺」の2種類から好みに合わせて選ぶことができ、1杯で異なる食感の組み合わせを試す楽しみもあります。トッピングには、肉厚のチャーシュー、ほうれん草、キクラゲ、海苔、そしてラーメンには珍しいウズラの卵が乗り、彩りも豊かです。辛ネギらーめんや高菜らーめんといったバリエーションも用意されており、気分に合わせて選べます。
また、麺類は豚骨醤油ラーメンだけでなく、「薬院まぜそば」も人気メニューの一つです。卵黄を絡めて食べるまぜそばは、タレが濃すぎず食べやすいと評判です。ランチタイムには、これらの麺類にプラス料金でご飯ものをセットにすることも可能で、「玉子かけごはん」や「シャケマヨごはん」など複数の選択肢から選べます。
「酒場」と名乗る通り、アルコールメニューや一品料理も充実しています。ビールやハイボール、焼酎、日本酒など各種ドリンクを取り揃え、ラーメンと一緒に、あるいは飲み会の〆として、または居酒屋としての一軒目利用にも対応します。一品料理は、餃子やチャーシューといった定番のおつまみから、酒の肴にぴったりなメニューまで幅広く提供しており、様々なシーンで活用できるお店です。
店内は、カウンター8席と4名掛けの掘りごたつ席が3卓、テーブル席もあり、総席数は22席ほどです。一人での食事から友人同士の飲み会まで、ゆったりと過ごせる空間が提供されています。営業時間は昼の部と夜の部があり、特に夜は深夜から早朝4時頃まで営業しているため、仕事終わりが遅い人や、飲み会の二次会、三次会、そして〆の一杯を求める人々にとって非常に重宝されています。支払い方法としてPayPayなどのQRコード決済にも対応しています。