福岡市中央区西中洲に位置する「nishinakasu泥川武士」は、天神南駅から徒歩約5分、天神駅や中洲川端駅からも徒歩圏内というアクセスの良い場所に佇む隠れ家のような高級イタリアンレストランです。西中洲コーポの1階に店を構え、都会の喧騒から離れた落ち着いた雰囲気の中で、特別な食体験を提供しています。
この店の最大の特徴は、オーナーシェフである泥川武士氏が長年の経験と独自の感性で生み出した「泥川スタイル」と称される料理の数々です。イタリア料理をベースとしながらも、和の食材や調理法、そして日本人の味覚に響く繊細な要素を巧みに取り入れ、ジャンルレスな創作料理へと昇華させています。味噌やネギ、牛蒡といった和の素材がイタリアンの技法で新たな魅力を引き出され、提供される器も和食器が用いられるなど、伊と和が見事に融合した唯一無二の美食体験を堪能できます。素材本来の風味を最大限に活かすため、昔ながらのコンロの火口と自然対流オーブンのみを使用し、時間をかけて丁寧に仕込みを行うこだわりも、その美味しさを支える秘訣です。
「nishinakasu泥川武士」で提供されるのは、完全予約制の月替わり「シェフおまかせコース」のみです。旬の地元の食材を厳選し、その時々に最も美味しい約10品前後の料理がコースとして提供されます。訪れるたびに異なる驚きと感動が味わえるため、記念日や誕生日といった特別な日のディナーはもちろん、大切な方との会食や接待、自分へのご褒美など、様々なシーンで利用されています。ディナーの平均予算は20,000円から22,000円程度とされており、その価格に見合った質の高い料理とサービスが期待できます。
店内は、カウンター席のみ7席という贅沢な空間が広がります。イタリアンウォールナットで構成されたカウンターは料理を美しく引き立て、凛とした大人の雰囲気を醸し出しています。照明は、シェフの手元や料理が最も美しく見えるよう計算し尽くされており、お客様全員が間近でシェフの鮮やかな包丁さばきや盛り付けを鑑賞できるような設計となっています。また、店内で流れる音楽は、風や雨などの自然音とピアノやチェロの柔らかな音をミックスしたオリジナルの音源が使用されており、食事の隠し味として空間全体の演出に一役買っています。このような細部にまでこだわった空間は、まさに非日常のひとときを演出するための「泥川ワールド」とも言えるでしょう。貸切での利用も可能で、6名から7名程度のプライベートな集まりにも対応しています。
営業時間は18時からで、最終入店は19時30分までです。日曜日は定休日となっています。支払いは各種クレジットカード(VISA、Master、AMEX、JCB、Diners)が利用できます。駐車場は用意されていないため、近隣のコインパーキングを利用することになります。店内は全面禁煙で、ゆったりと食事を楽しむための配慮がなされています。お子様の利用に関しては、小学生以下は利用できず、中学生以上はコース料理の注文が必要です。これは、店のコンセプトである大人の空間を大切にするためのものです。予約は必須で、オンラインでの予約も可能です。
「nishinakasu泥川武士」は、単なる食事の場に留まらず、料理、空間、音、そして器に至るまで、五感で感じる全てが一体となった「泥川スタイル」を存分に体験できる場所として、食通たちから高い評価を得ています。