福岡県福岡市東区馬出に佇む「Porte Bonheur(ポルト ボヌール)」は、手づくりの温かさと花の美しさを贈る、唯一無二のギフトショップです。店名はフランス語で「幸せの扉」を意味し、訪れる人々に喜びと癒しを提供したいという想いが込められています。南フランスを意識した店内は、温かみのある優しい雰囲気に包まれ、手づくりにこだわったカウンターなどが配されています。同店は2022年7月にオープンして以来、地元のテレビ番組でも紹介されるなど、多方面から注目を集めています。
アクセスは、福岡市地下鉄箱崎線「馬出九大病院前駅」から徒歩約4分(約310m)、同じく箱崎線の「箱崎宮前駅」からは徒歩約5分(約360m)と、駅からのアクセスに恵まれた立地です。JR「吉塚駅」からも徒歩約10分でたどり着くことができ、また店舗前には馬出バス停があるため、公共交通機関を利用して気軽に立ち寄ることが可能です。
「Porte Bonheur」の大きな特徴は、花にまつわる多岐にわたる商品展開と、その一つ一つに込められた職人のこだわりです。特に注目を集めているのが、同店が5年の歳月をかけて開発したという、食べる花「餡華(あんか)」です。これは、フラワースクールの講師やブライダルの装飾を手掛けてきた経験を持つ代表が、「食を通じて花の美しさを伝えたい」という情熱から生み出した和菓子です。花びら一枚一枚が手絞りで丁寧に作られた白餡の花は、ビーツ、紫芋、カボチャ、バタフライピー、紅こうじといった自然由来の色素で着色されており、見た目の美しさだけでなく、体にも優しい安心安全な素材が用いられています。その中には、黒餡とマスカルポーネチーズをブレンドしたオリジナルの餡が詰められ、口の中で繊細な味わいが広がります。餡華の皮は、プレーン、八女茶、チョコ、エスプレッソ、紅茶の5種類が用意されており、一つ495円(税込)、2個入りの専用箱入りは1,000円(税込)で提供されています。その芸術的な美しさから、「食べるのがもったいない」と評されるほどで、大切な方への手土産やギフトとして高い人気を誇ります。
「餡華」の他にも、店内では彩り豊かな生花、アーティフィシャルフラワー(造花)、ドライフラワー、プリザーブドフラワーが取り扱われており、予算や用途に応じたオーダーメイドのフラワーギフトを提供しています。既製品は置かず、お客様の要望に応じて花の色合いなどを細かく指定できる「完全オーダー制」を導入しているため、世界に一つだけの特別な贈り物を実現できます。ミニブーケは1,000円(税込)から購入可能で、日常に彩りを添える手軽なギフトとしても選ばれています。また、和洋菓子やフラワーギフトに加えて、オリジナルデザインの有田焼ティーセットなども販売されており、ギフトとしての選択肢の幅広さも魅力です。
同店は主に商品の販売を行うギフトショップであり、一般的な飲食店舗のような個室、座敷、掘りごたつ、カウンター、ソファ席、テラス席といった専用の飲食スペースは設けられていません。来店客は、主にテイクアウトや贈答品としての購入を目的として利用しています。贈り物としての利用を強く意識しており、特別な日のプレゼントや、感謝の気持ちを伝える際の選択肢として、多くの人々に選ばれています。
営業時間は月曜日から土曜日の午前10時から午後6時までとなっており、日曜日と祝日が定休日です。感染症対策にも力を入れており、定期的な店内の換気や清掃・消毒の徹底、消毒用アルコール等の設置、従業員の手洗い・うがい、手指消毒、体調確認、マスク着用など、来店客と従業員の健康と安全に配慮した取り組みが行われています。手づくりの温かさと、花と菓子の融合によって「幸せ」を届ける「Porte Bonheur」は、福岡市東区馬出において、特別なギフトを探す際に訪れたい一軒です。