福岡県朝倉郡筑前町の穏やかな長者町に佇む「みなみ舎」は、訪れる人々にとって第二の家のような温かい空間を提供する、昼はカフェ、夜は居酒屋という二つの顔を持つ魅力的な店舗です。2020年に居酒屋として営業していた店舗をリフォームしカフェへと転身、さらに2023年5月のリニューアルオープンを経て、夜の居酒屋営業も再開されました。地元に根ざしながらも多国籍な雰囲気を持ち合わせ、どこか懐かしさを感じるような落ち着きと安らぎが共存する空間が広がっています。
交通アクセスとしては、西鉄バス「長者町」バス停から徒歩およそ9分から10分という利便性の良い場所に位置しています。西鉄甘木駅からは車で約15分と、公共交通機関だけでなく車での来店も視野に入れたアクセスが可能です。店舗敷地内には複数台分の駐車場が完備されており、車での来店も安心です。日田往還朝倉街道沿いに位置しているため、ドライブの途中に気軽に立ち寄る場所としても親しまれています。
「コミュニケーションカフェ」をコンセプトに掲げる昼の部は、ゆったりとした時間を過ごせる焼き菓子やドリンクが充実しています。中でも特に人気を集めているのは、独自の製法で外はカリッと、中はしっとりモチモチに焼き上げられたカヌレです。プレーンをはじめ、紅茶、抹茶、カフェオレ、ヨモギ、黒ゴマといったバラエティ豊かな6種類のフレーバーが揃い、プラス50円でふわふわのホイップを追加することもでき、風味豊かなカヌレをさらに楽しめます。ドリンクは、タイティーやきなこラテ、よもぎラテ、チャイラテなど、他ではあまり見かけない珍しいメニューも用意されており、地元の野菜や果物を使用したスムージーも人気です。食事メニューとしては、オーナーのご主人がタイ出身ということもあり、本場の味を忠実に再現したガパオライスが提供されています。自家栽培の摘みたてバジルを使用し、ご飯の上にはタイで好まれる揚げた目玉焼きがトッピングされています。辛さは「なし」「普通」「本場」の3段階から選択可能で、本場の辛さは強烈ながらも一度食べたら病みつきになる味わいです。このガパオライスは夜の部でも提供されており、時間を気にせず本場のタイ料理を堪能できる点も魅力です。カヌレやドリンク、ポテトフライなどはテイクアウトも可能で、特にカヌレは売り切れる日も多いため、大量注文の際は事前の予約が推奨されています。
夜の部は、昼のカフェとは一転して、タイ式焼肉しゃぶ鍋「ムーガタ」をメインとした居酒屋メニューが楽しめます。ワンプレートで楽しめるハイブリッドなムーガタは、その本格的な味わいで多くのリピーターを惹きつけています。ムーガタの価格は1,080円から提供されており、手軽に本格的なタイの味を楽しめます。
店内の総席数は22席で、ゆったりと過ごせる空間が広がっています。個室は設けられていませんが、座敷席が用意されており、小さなお子様連れの家族にも配慮が行き届いています。お子様用の食器や椅子も完備されており、家族連れでも安心して食事を楽しめる環境です。また、15名以上での貸切も可能で、各種宴会やグループでの利用にも対応しています。キャッシュレス決済にも対応しており、クレジットカード(VISA、マスター、JCB)、電子マネー(楽天Edy、WAON、Suica、PASMO、nanaco、ICOCA、iD、QUICPay)、QRコード決済(COIN+、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、微信支付)が利用できるため、支払いもスムーズに行えます。
「みなみ舎」では、特別なサービスとして、カフェタイムに匿名で綴るアナログの交換ノートが設置されています。これは「コミュニケーションカフェ」というコンセプトを体現するもので、お客様同士のつながりや、お店とお客様との温かい交流が生まれる場となっています。また、お祝いやサプライズにも対応しており、記念日などの特別な日にも利用できるきめ細やかなサービスが提供されています。