福岡市中央区大名に位置する「海鮮食堂すいか」は、地下鉄空港線赤坂駅から徒歩わずか4〜5分の場所に佇む、築年数の経った一軒家を改装した趣のある海鮮料理店です。西鉄天神大牟田線西鉄福岡(天神)駅からは徒歩8分、地下鉄空港線天神駅からも徒歩7〜8分と、主要駅からのアクセスも良好な立地であり、賑やかな大名エリアの中心部にありながら、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめるのが魅力です。1993年創業という長年の歴史を持ち、地域の人々に長く愛され続ける老舗として、その確かな品質と温かいおもてなしで知られています。古民家を思わせる店内は、どこか懐かしさを感じる日本家屋の造りが特徴で、ゆったりとした時間が流れる心地よい空間が広がっています。
この店の大きな特徴は、毎朝市場から直送される新鮮な海の幸を惜しみなく提供している点です。玄界灘の活きの良い魚介はもちろんのこと、五島や対馬など九州各地から店主が厳選した旬の魚介を仕入れており、その鮮度と品質には定評があります。「海鮮食堂すいか」の代名詞ともいえるのは、博多の心意気を感じさせる「すいかの刺身」。ぷりっぷりの食感が楽しめる極上の刺身は、迫力満点の大ボリュームで提供され、まさに海の幸を贅沢に堪能できる逸品です。特に「豪華六種盛」や「豪華八種盛」など、その日仕入れたばかりの旬の魚介を盛り合わせた刺身盛り合わせは、目にも鮮やかで、訪れる多くの人々を魅了しています。
刺身以外にも、九州の豊かな食材を活かした多彩な料理が揃っています。博多の郷土料理である「博多がめ煮」は、じっくりと煮込まれた優しい味わいが特徴で、長年変わらぬ人気を誇るメニューの一つです。また、一度食べるとやみつきになると評判の「クリームチーズ豆富」は、独特の食感と濃厚な味わいが楽しめる人気の一品。そして、この店の名物としてぜひ味わいたいのが「自家製さつま揚」です。豆腐のように柔らかく、まるで山芋のようなふわっととろける食感が特徴で、一般的なさつま揚げとは一線を画す逸品です。大根おろしや生姜を添え、甘口の醤油で味わうのがおすすめです。その他、「いわしの梅揚」や、海鮮の旨味が凝縮された「シーフードビーフン」など、一品料理も充実しており、様々な味覚を満たしてくれます。お肉料理では、熊本直送の新鮮な馬刺しや、九州産の鶏肉を使ったチキン南蛮なども提供されており、海鮮だけでなく九州の美味しいものが幅広く楽しめるのも魅力です。
店内には、様々なシーンに対応できる座席が設けられています。総席数は75席と広く、お一人様でも気軽に利用できるカウンター席のほか、グループでの食事に最適な掘りごたつ席が豊富に用意されています。特に、掘りごたつの個室は6名から利用できるタイプや、12名〜16名、さらには最大24名まで収容可能な広々とした座敷個室も完備しており、会社の宴会や接待、家族での会食など、幅広い目的で利用されています。二階には一日二組限定の特別な個室席も設けられており、プライベートな空間でゆっくりと食事をしたい方には最適です。
平均予算は、通常の利用で一人あたり4,500円程度、ディナーでは5,000円程度とされており、提供される料理の品質とボリュームを考慮すると、非常に満足度が高いと評判です。サービス料として440円(お通し代込み)が加算されます。宴会には2時間の飲み放題が付いたお得なコースも用意されており、「九州満喫コース(全9品)」は5,000円、「博多!!味自慢コース(全10品)」は6,500円と、用途や予算に合わせて選べるのが嬉しい点です。支払いにはVISA、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、UCなどの主要なクレジットカードが利用可能です。店内は全席禁煙となっており、喫煙される方のために玄関先に灰皿が設置されています。お子様連れでの来店も可能であり、幅広い層のお客様が安心して美味しい海鮮料理を堪能できる環境が整っています。