福岡市中央区西中洲に位置する「立呑 邑久十(オクト)」は、西中洲3-1、デルタウエスト1Fに店を構える、ラグジュアリーな雰囲気の立ち飲みバーです。地下鉄七隈線の天神南駅と地下鉄空港線の中洲川端駅より、それぞれ徒歩5分というアクセスしやすい立地にあり、利便性の高さも魅力の一つです。繁華街にありながら、大人の隠れ家のような落ち着いた空間で、上質な時間を過ごせるよう設計されています。店内は路面に面したオープンな作りとなっており、お一人様から大人数まで、多様なシーンで気軽に立ち寄れる雰囲気が特徴です。
「立呑 邑久十」のコンセプトは、「高級感あふれる空間で、リーズナブルに上質なお酒と料理を楽しむ立ち飲み」です。店内に入るとまず目を引くのは、宮崎県綾産の樹齢推定800年の欅(けやき)の無垢材を使用した特注のカウンターテーブルです。この巨大な古木を磨き上げて作られた二連のテーブルが「8」の字に見えることから、ラテン語で「8」を意味する「オクト」が店名の由来とされています。このシンボリックなテーブルの他にも、店内の随所には中国の骨董品や香炉、美しく手入れされた盆栽が配置されており、和モダンで洗練された空間を演出しています。また、1930年代の英国「BTH」社製の貴重なスピーカーが設置されており、そこから奏でられるジャズの音色が優雅な時間を一層引き立てています。毎週金曜日にはジャズの生演奏も開催されており、臨場感あふれる特別な空間を体験できます。
ドリンクメニューは、生ビール(プレミアムモルツ)、スパークリングワイン、ワイン、日本酒、焼酎、カクテル、ハイボール、ウイスキー、サワーなど幅広く取り揃えられています。特に人気のレモンサワーは、通常1杯600円(税込)ですが、おかわりは400円(税込)で楽しめるサービスがあります。フードメニューには、乾き物や漬物、チーズ三種盛り、自家製ピクルス、あっさりセロリ漬け、酒盗クリームチーズ、チャンジャクリームチーズ、チョコレートなどがあり、お酒との相性を考えた工夫が凝らされています。さらに、アラビアータや焼きとうもろこしのペペロンチーノといったパスタメニューも提供されており、本格的な料理も楽しめる点が魅力です。平均予算は2,000円から3,000円程度と、西中洲という立地ながら手頃な価格帯で利用できるのが特徴です。
座席は基本的に立ち飲みスタイルで、約30名が利用可能です。しかし、2人掛けの席が1つとベンチが1本用意されており、着席での利用も可能です。個室やソファ席といった特別な形式の座席情報は確認できませんでした。全席で加熱式たばこに限り喫煙が可能です。
「立呑 邑久十」では、毎週季節の花が飾られる花台があり、訪れるたびに異なる雰囲気や四季を感じられる演出がされています。また、Wi-Fi環境は提供されていません。チャージ料として600円、サービス料が別途必要となります。2019年2月7日にオープンして以来、その洗練された空間と手頃な価格設定で、0次会や二次会、待ち合わせなど、様々なシーンで利用されており、地元の人々からも支持を集めています。