福岡市中央区警固に位置する「焼ジビエ 罠 手止メ 警固」は、全国のハンターから直接仕入れた新鮮なジビエ肉を専門に扱う炭火焼料理店です。福岡市営地下鉄空港線「赤坂駅」から徒歩約8分、福岡市営地下鉄七隈線「桜坂駅」から徒歩約10分、薬院大通駅からも徒歩約11分と、複数の駅からのアクセスが可能で、警固本通り「サニー」の近くに立地しています。
この店では、ジビエ肉を知り尽くした職人が、素材の持ち味を最大限に引き出す炭火焼きでジビエを提供しています。ジビエに対する「臭みがある」という一般的なイメージを覆す、徹底した血抜きや温度管理、熟成、精肉加工まで一貫した独自の管理体制を確立しており、高品質で臭みのないジビエを堪能できます。高タンパク、低カロリーでありながら鉄分やミネラルが豊富というジビエの特性から、美容や健康、滋養強壮に関心のある方にも注目されています。
メニューは、蝦夷鹿、日本鹿、天然猪、雉など、その日の仕入れによって変わる多様なジビエを取り揃えています。初めて訪れる客の多くが注文するという看板メニュー「先ズの『ひととおり』」は、ジビエの合挽つくね1本と、蝦夷鹿、日本鹿、天然猪、雉などから選りすぐりのジビエが2貫ずつ提供される盛り合わせで、様々なジビエの味を一度に楽しむことができます。価格は1,510円(税込)です。また、一品料理として、蝦夷鹿のロースやモモ、猪肉のロースやバラ、雉肉のムネやモモなどが用意されており、それぞれ3貫から注文できる手軽さも魅力です。ジビエ肉を100%使用した自家製シュウマイや、鹿や猪の肉がゴロゴロ入ったジビエカレー、さらに雉出汁巻き玉子といったアラカルトメニューも充実しています。飲み物では、独自ブレンドの焼酎をソーダで割った「罠ハイボール」や、スズメバチが入った「蜂酎」など、個性的なラインナップが提供されています。
店内は、炭火で肉が焼かれる様子を間近で見られるカウンター席が中心で、奥には4名用のテーブル席も設けられています。総席数は26席です。個室は設けられていませんが、カウンター席では焼き手の職人との会話も楽しめ、ジビエの背景やストーリーを聞きながら食事をすることもできます。喫煙は不可で、全席禁煙となっています。利用シーンとしては、一人での食事から友人・知人との会食、デートなど幅広いシーンに対応しています。予算はディナーで3,000円程度が目安です。
特別なサービスとして、時期によってはクーポンが提供されることがあり、例えば4名以上の利用でボトルワインのサービスや、テーブル貸切(10名以上)で幹事1名無料といったサービスが過去には実施されていました。ジビエの魅力を存分に味わえるだけでなく、その日の仕入れによって異なる希少な部位に出会える可能性もあり、ジビエ愛好家にとっては何度でも訪れたくなる一軒と言えるでしょう。