福岡県糟屋郡志免町南里に佇む「かくれ酒場 ココハレ」は、西鉄バス「新屋敷バス停」から徒歩およそ3分とアクセスしやすい立地にある隠れ家のような居酒屋です。かつては「街角ダイニング ココハレ」として親しまれていましたが、現在は居酒屋としての魅力を前面に打ち出し、幅広い層の客層から支持を集めています。
店内へは靴を脱いで上がるスタイルで、一歩足を踏み入れると杉の木の板張りが印象的な、木の温もりあふれる優しい空間が広がります。席間もゆったりと確保されており、総席数25席のこぢんまりとした中にも開放感があり、肩肘張らずにリラックスして食事を楽しめる雰囲気が魅力です。友人や家族との普段使いはもちろん、女性が嬉しいと感じるような細やかな配慮が随所に感じられ、地元の方々にも幅広く利用されています。
「かくれ酒場 ココハレ」の最大のこだわりは、店主自らが毎日市場へ足を運び、自分の目で見て納得した厳選食材を仕入れている点にあります。特に力を入れているのが、佐賀牛や旬の魚介類を使用した炭火焼きや刺身、そして独創的な創作料理の数々です。中でも「厳選!佐賀牛モモのたたき」は、炭火で丁寧に炙られた柔らかくジューシーな佐賀牛の旨みが口いっぱいに広がる逸品として知られています。また、新鮮な朝引き鶏を使った「炭火焼鳥」は、ほどよい歯ごたえと肉の旨みが特徴で、鶏もも串や砂ズリ串、手羽先串など、16種類もの豊富なラインナップが用意されています。さらに、店主が目利きした旬の魚介を堪能できる「新鮮なお刺身4種盛り合わせ」も、素材本来の味わいを存分に楽しめる一皿として人気を集めています。
手作りを大切にした居酒屋メニューも豊富に揃っており、特製の南蛮酢で仕上げた「若鶏のアツアツ チキン南蛮」や、独自の衣でふんわりと揚げられた鶏もも唐揚げ、出汁の旨みが染み渡る「あつ焼玉子」など、定番からオリジナルまで多岐にわたります。旧店名時代からの人気を誇る手作りの生地とピザソースを用いた「ピザ マルゲリータ」も、ワインとの相性が抜群で根強いファンがいます。お酒は定番のビールや日本酒、焼酎に加え、入手困難な「森伊蔵」のグラス提供や、料理によく合うZIMAなど、こだわりのラインナップが用意されています。
料金はディナーの平均予算が2000円から3000円程度とされており、様々なシーンで利用しやすい価格帯です。お料理をバランス良く楽しめるコース料理も用意されており、和牛たたきなど全9品に2時間の飲み放題が付いた4,400円(税込)のコースや、料理のみの2,750円(税込)のコースなど、人数や目的に合わせて選べます。
座席は、カウンター席のほか、お子様連れに人気の掘りごたつ席や座敷席が完備されており、特に掘りごたつ席は事前の予約が推奨されています。店内はバリアフリー設計となっており、入口から店内、そして車椅子で利用できるトイレまで配慮が行き届いています。お子様連れの場合、大人のみコース料理を注文し、お子様は別でアラカルトメニューから選ぶことも可能です。ネット予約は前日の17時まで受け付けており、それ以降や当日の予約は電話での問い合わせがスムーズです。また、10名程度のまとまった人数であれば、営業時間外のお昼の時間帯に宴会として利用することも可能で、こちらは2日前までの予約が必要です。「かくれ酒場 ココハレ」は、心地よい空間と、厳選された食材で作られた手作り料理、そしてきめ細やかなサービスで、訪れる人々に満足度の高いひとときを提供しています。