福岡市中央区西中洲に位置する「なぎの木 西中洲本店」は、博多を代表する郷土料理の数々を心ゆくまで堪能できる名店です。西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩およそ5分、天神南駅6番口からは徒歩およそ4分と、主要駅からアクセスしやすい立地にあり、国体道路春吉交差点のローソン向かいという分かりやすい目印もあります。近くにはコインパーキングも用意されているため、車での来店も可能です。
店内は落ち着いた雰囲気で、博多の食文化を深く味わえる空間が広がっています。博多名物として知られる水炊きやもつ鍋、そして新鮮なイカの活き造りをはじめとする玄界灘の海の幸が、来店客の舌を唸らせます。特に水炊きにおいては、一度は絶滅したとされる幻の鶏「天草大王」を博多で最初に復活させ、その水炊きを提供し始めた店として知られています。独自のブレンドで7時間もの時間をかけて丁寧に炊き上げられた濃厚なスープは、「なぎの木」が誇る逸品で、弾力のある天草大王との相性は抜群です。自家製ポン酢や柚子胡椒と共に味わうことで、その深い旨みが一層引き立ちます。もつ鍋には、熊本の大塚牧場から直送される新鮮でぷりぷりとした赤牛もつを使用しており、口の中でとろけるようなジューシーさが特徴です。水炊きももつ鍋も一人前から注文が可能であり、これはグループだけでなく、一人旅や出張で訪れた際にも博多名物を気軽に楽しめる嬉しいサービスです。さらに、鍋料理のスープは無料で追加ができるため、心ゆくまで博多の味を満喫できます。
旬の魚介を活かした料理も充実しており、呼子直送のイカの活き造りは時価で提供され、刺身として味わった後は天ぷらや塩焼きなど、好みに合わせた後造りで二度楽しめます。博多の郷土料理であるごまさばや、炭火で丁寧に焼き上げた九州産和牛ステーキ、幻の地鶏・天草大王の炭火焼など、九州の「旨いもの」が豊富に揃っています。一品料理では、和牛の炭火たたきや大海老と野菜の天麩羅、ありたどり天麩羅、明太子の天ぷらなど、地元の食材を活かした多彩なメニューが並びます。ランチタイムには、天ぷらや明太子、ごま和えの刺身、半熟とろ豆腐、サラダなどがバランス良く盛り込まれた「なぎの木膳」が人気を集めており、手頃な価格で充実した内容が楽しめます。夜の平均予算は4,000円から5,000円程度、昼は1,000円程度とされており、様々なシーンで利用しやすい価格帯です。
座席は、調理の様子を間近で見られるカウンター席のほか、テーブル席、掘りごたつ席、そしてプライベートな時間を過ごせる半個室や完全個室が用意されています。4名から利用できる個室は、接待や顔合わせ、家族での食事など、幅広い用途に対応可能です。また、2階フロアの貸し切りも可能であり、各種宴会にも適した空間が提供されています。お客様へのきめ細やかな配慮が行き届いたサービスと、博多の魅力が凝縮された料理の数々が、「なぎの木 西中洲本店」の大きな魅力となっています。