福岡市博多区中洲の川田ビルに位置する「割烹 川田」は、昭和41年(1966年)に創業した歴史ある老舗割烹です。50年以上にわたり、博多の地で愛され続けているこの店は、「足軽値段で大名食い」という独自のコンセプトを掲げ、お客様に気軽に本格的な割烹料理を堪能してもらうことを大切にしています。福岡市地下鉄空港線・箱崎線の「中洲川端駅」からは徒歩約8分、櫛田神社前駅からも徒歩約8分、天神駅からは徒歩約7分と、複数の主要駅からアクセスしやすい立地も魅力の一つです。周辺にはコインパーキングも充実しており、様々な交通手段で来店が可能です。
「割烹 川田」の料理は、玄界灘で獲れる新鮮な海の幸をふんだんに使用しているのが特徴です。その日最高の鮮度を誇るイカ、アジ、サバ、おこぜといった旬の魚介類は、活き造りや姿造りとして提供され、素材本来の旨味と食感を存分に味わうことができます。特に、生きた車海老をその場で捌く「車海老のバチバチ」は、同店を代表する名物料理として多くの食通を唸らせています。プリプリとした食感と濃厚な甘みが口いっぱいに広がり、一度食べたら忘れられない逸品として知られています。また、博多の郷土料理である「胡麻サバ」も人気が高く、新鮮で肉厚なサバを特製の胡麻醤油で味わうことができます。創業以来変わらない味わいの「ばってら」や、厳選された和牛を使用した「牛ロースじゅうじゅう」、磯の香りが食欲をそそる「あわびの踊り焼き」など、魚介料理以外にも多彩な一品料理が揃い、訪れるたびに新しい発見があります。季節の移ろいに合わせて、その日仕入れたばかりの旬の食材を使った限定メニューも登場するため、何度訪れても飽きることがありません。
コース料理も充実しており、接待や会食、記念日や家族のお祝いといった大切なシーンでの利用にも最適です。魚と肉をバランス良く楽しめるコースをはじめ、ふぐやあらといった高級食材を堪能できるコースも用意されており、予算や好みに応じて選ぶことができます。コース料理は6,600円から11,000円程度の価格帯で提供されています。アラカルトの一品料理も豊富で、「車海老のバチバチ」は3,190円、「とらふぐ刺身」は2,200円、「バッテラ」は一本2,420円などで提供されています。お会計時には、お料理に対して個室利用の場合は5%、その他の席では3%のサービス料が別途かかります。
店内には約75席が用意されており、多様な利用シーンに対応できる空間が広がっています。特に、プライベート感を重視するお客様には、趣の異なる個性豊かな個室が魅力です。4名用、6名用、8名用、さらには10名から20名まで収容可能な広々とした個室が複数完備されており、ビジネスでの接待や少人数での会食、家族での利用など、様々なニーズに応えます。ゆったりと足を伸ばしてくつろげる掘りごたつ席や座敷席も用意されているため、長時間の食事でもリラックスして過ごすことができます。また、お一人様でも気軽に利用できるカウンター席もあり、職人の手捌きを間近に見ながら、活気ある雰囲気の中で食事を楽しむことができます。テーブル席も充実しており、広々とした空間で落ち着いて食事を堪能できるよう配慮されています。
お客様への細やかな心遣いも「割烹 川田」の魅力の一つです。個室を利用する際には、お客様に快適に過ごしてもらうため、足拭きと新しい靴下が用意されるというサービスがあります。これは、日頃の疲れを癒し、ゆったりと食事を楽しんでほしいというお店の温かいおもてなしの心が込められたものです。また、接待などの特別な場面で個室を利用するお客様には、ちょっとしたサプライズが用意されることもあり、これが来店を心待ちにする理由の一つになっている利用者もいます。アレルギーを持つお客様への対応も可能であり、事前に相談することで安心して食事を楽しむことができます。店内は全席喫煙可能であるため、未成年者の入店は原則としてお断りしています。活き造りなど、提供までに時間を要する料理に関しては、予約時に事前に注文しておくことで、スムーズに料理を堪能できるでしょう。