福岡県北九州市小倉北区室町に佇む「ふぐ・活魚料理 割烹三幸」は、JR西小倉駅から徒歩約3分、また小倉駅からも徒歩約10分という利便性の高い場所に位置し、長年にわたり地元で愛され続けている日本料理店です。昭和40年に「洋食サンコー」として創業して以来、現在の場所で「大衆割烹三幸」として業態を変更し、平成10年には「ふぐ・活魚料理 割烹三幸」として、ふぐと活魚に特化した専門割烹として新たな歴史を刻んでいます。
この店の大きな特徴は、毎朝、店主自らが中央市場へ足を運び、玄界灘、響灘、豊前海で水揚げされる天然の新鮮な活魚を厳選して仕入れている点です。年間を通じて提供される「ふぐ料理」は、国産の最高級3年物のとらふぐを贅沢に使用。とらふぐ本来の旨味を最大限に引き出すために熟練の技が光り、特に「活き引き」と呼ばれる特別な技法を用いたふぐ刺しは、その歯ごたえと深い旨みが多くの食通を魅了しています。さらに、ふぐ料理を一層引き立てる自家製の手絞りダイダイポン酢は、こだわりの調味料として知られています。王道の和食に留まらず、和の食材であるとらふぐを洋食の調理法で提供するなど、工夫を凝らした他にないふぐ料理も楽しむことができます。
メニューは、ふぐ料理を中心に、旬の活魚を使った会席料理や単品料理が豊富に揃っています。「大満足とらふぐフルコース」では、ふぐ刺しやちり鍋、しゃぶしゃぶを含む全8品を7,700円(料理のみ)で堪能でき、さらにボリュームを求める方には「とらふぐ極みコース」(全10品)も用意されています。また、予算に合わせて選べる「旬魚のおまかせコース」は、5,000円から提供されており、北九州の地の利を生かした季節ごとの活魚料理を存分に味わえます。
季節限定の特別な逸品も人気で、例えば5月上旬から9月下旬にかけては鹿児島県産の活うなぎを店内で捌き、炭火で丁寧に焼き上げた「活うなぎ懐石」が登場します。このうなぎ蒲焼懐石は、一匹使用で6,800円、半匹使用で4,800円と、手頃な価格で本格的な味わいが楽しめます。6月上旬から9月下旬には、豊前海産の鱧(ハモ)を関西で培われた店主の骨切りの技で提供する「鱧しゃぶコース」も提供されます。その他、響灘産のヤリイカを刺身、塩焼き、天ぷらで味わえる「ヤリイカ三昧セット」など、その時期ならではの海の幸を満喫できます。一部のコースには飲み放題を追加することも可能です。
店内の座席は、様々なシーンに対応できるよう配慮されています。8席のカウンター席は一人でも気軽に利用でき、板前の技を間近に見ながら食事ができます。個室も充実しており、3名から5名で利用できるスクリーンで区切られたテーブル席の半個室に加え、10名、15名、最大30名まで利用可能な完全個室も完備されています。2階には3名から6名で利用できるテーブル席もあり、接待や会食、家族での食事、顔合わせ、結婚祝いや誕生日などの記念日、各種宴会など、幅広い用途で利用されています。落ち着いた雰囲気の中で、周囲を気にすることなくゆっくりと料理と会話を楽しめる空間が提供されています。
特別なサービスとして、コース料理を注文した場合、予約時間より30分早く入店して食事前の会議などに利用することも可能で、その際にはお茶のサービスも受けられます。また、テイクアウトにも対応しており、とらふぐ料理をお家で楽しむこともできます。支払い方法は現金に加え、PayPay、ペイチャ、クレジットカードも利用可能で、利便性も高いです。
「ふぐ・活魚料理 割烹三幸」は、厳選された旬の食材と熟練の技が織りなす極上のふぐ料理や活魚料理を、心ゆくまで堪能できる北九州の隠れた名店として、地元のみならず遠方からも多くの客が訪れています。