福岡県北九州市小倉北区魚町に佇む「甲ノ酉」は、歴史ある鳥町食道街の中に位置し、真っ白な外壁と趣のある暖簾が目印の焼き鳥店です。小倉駅から徒歩およそ5分、モノレール平和通駅からは徒歩およそ4分と、アクセスしやすい立地が魅力の一つです。繁華街にありながらも、一歩足を踏み入れると落ち着いた洗練された空間が広がり、ゆったりと美酒美食を堪能できると評判です。
店のコンセプトは、厳選された素材を丁寧に調理し、お客様に最高の状態で提供することにあります。特に、鹿児島県産の「黒薩摩鶏」を主役とした一品料理の数々が自慢で、その品質の高さは多くの食通を唸らせています。備長炭でじっくりと焼き上げられる炭火焼鳥は、香ばしい香りと凝縮された鶏の旨みが特徴で、定番の部位から希少な部位まで幅広く楽しめます。焼き鳥一筋の職人が手掛ける串は、一本一本に丹精が込められており、素材本来の味わいを最大限に引き出しています。
メニュー構成は、鹿児島産黒薩摩鶏の魅力を存分に味わえるアラカルト料理と、季節ごとの厳選された逸品を盛り込んだコース料理が中心です。特に人気を集めているのは、黒薩摩鶏の様々な部位を楽しめるおまかせコースです。このコースには、新鮮な野菜スティックに特製の肉味噌を添えたもの、ささみやハツ、ぼんじり、砂ずり、モモ、なす、ヤゲンナンコツ、せせりなど、8種類の焼き鳥が含まれます。さらに、自家製の浅漬けや、〆にぴったりの漬け卵黄の卵かけご飯、そして鶏の旨みが凝縮されたとり白湯スープがセットになっており、質・量ともに非常に満足度が高いと好評です。これらの充実した内容でありながら、価格は大変リーズナブルに設定されており、コストパフォーマンスの高さも「甲ノ酉」が支持される理由となっています。単品メニューとしては、黒さつま鶏のたたきやとりさし、鳥ハムとポテトサラダ、さらには焼き鳥の5本盛りや8本盛り、食後の甘味には辻利ほうじ茶プリンなど、豊富なラインナップが揃っています。ドリンクメニューも充実しており、季節限定の日本酒やワイン、お店こだわりの自家製生レモンサワーなどが用意されており、料理とのペアリングも楽しめます。ディナーの予算としては、一人あたり4,000円から6,000円程度で、質の高い料理とお酒を心ゆくまで堪能できるでしょう。
座席は全19席で、一階には職人の手元を間近で見られるカウンター席が10席、二階にはテーブル席が9席配置されています。カウンター席は清潔感があり、一人でも気軽に利用しやすい雰囲気です。また、二階のテーブル席は、基本的に一組限定で利用できる個室としても活用可能で、最大8名までの利用に対応しています。この個室は、接待や会食、デートなど、プライベートな空間でゆっくりと食事を楽しみたい場合に最適です。店内は落ち着いた空間が演出されており、スポーツ観戦も可能な設備が整っています。お子様連れのお客様も歓迎しており、幅広いシーンで利用できる使い勝手の良さも魅力です。
その他のサービスとしては、各種クレジットカード(VISA、Master、AMEX)、交通系電子マネー(Suicaなど)、QRコード決済(PayPay)など、多様な支払い方法に対応しています。全席禁煙のため、快適な空間で食事を楽しむことができます。予約も可能であり、特に週末や混雑が予想される時間帯は事前の予約が推奨されます。2022年10月8日にオープンして以来、地域の方々はもちろん、遠方からも多くの食通が訪れる人気店として、小倉の夜を彩っています。営業時間は月曜日、水曜日から日曜日の17時から24時までで、火曜日が定休日となっています。