福岡県糟屋郡新宮町美咲2丁目8-18に店を構える「魚屋三代目 にしの鯔背」は、新鮮な海の幸と豪快な藁焼き料理が自慢の居酒屋です。JR鹿児島本線福工大前駅北口からはわずか徒歩約1分という、鉄道駅からのアクセスに優れた立地にあり、仕事帰りや友人との会食、家族での利用にも便利な場所にあります。西鉄新宮駅や新宮中央駅からもアクセスは可能ですが、福工大前駅が最寄りの駅として利便性が際立っています。営業時間は毎日17時から24時までで、深夜帯まで新鮮な料理を味わうことができますが、定休日は不定休のため、事前の確認が推奨されます。会計にはPayPayなどのQRコード決済も利用可能で、ディナーの予算は一人あたり5,000円以内とされています。
この店は1950年創業の魚屋がそのルーツであり、長年の経験と確かな目利きを持つ社長自らが市場に出向き、その日一番の鮮度を誇る魚介類を仕入れています。店内には生簀が設けられ、活きの良い魚たちが泳ぐ姿を見ることができ、注文が入ってから水揚げされる活きイカの姿造りは、その透明感と心地よい歯ごたえが、鮮度の証として多くの来店客を魅了しています。玄界灘や地元の鐘崎漁港から直送される旬の魚介は、刺身はもちろんのこと、様々な調理法でその持ち味を最大限に引き出された形で提供されます。
「魚屋三代目 にしの鯔背」のもう一つの看板メニューは、豪快な藁焼きです。カツオや生サーモンといった魚介類だけでなく、天草大王や和牛モモ肉などの厳選された食材も藁で炙り焼かれ、香ばしい燻製の香りが素材の旨みを一層引き立てます。藁焼き盛り合わせ(1,518円・税込)や、カツオの藁焼き(1,078円・税込)、生サーモンの藁焼き(1,078円・税込)などは、同店の藁焼きを代表する人気メニューです。
単品メニューも充実しており、その日の仕入れによって内容が変わる新鮮な刺身として、ゴマ鯖(1,408円・税込)、本アラ刺身(2,068円・税込)、そして時価のカワハギの活き作り(13円/g・税込)などが提供されます。また、海鮮以外の逸品料理も豊富で、帆立の蟹味噌焼き(968円・税込)、海千の明太子入り玉子焼き(792円・税込)、宗像しいたけのホイル焼き(638円・税込)、ごぼうのからあげ(638円・税込)など、幅広い好みに対応できるメニュー構成です。食事の締めには、鐘崎天然鯛とあおさの釜飯(1,408円・税込)や特選海鮮丼(1,408円・税込)といった飯物も楽しめます。
店内の空間は、木の温もりを感じさせる落ち着いた雰囲気が特徴で、開放感のあるオープンキッチンを取り囲むカウンター席、ゆったりと過ごせるテーブル席、そしてプライベートな空間を確保できる半個室が用意されています。カウンター席では、職人が手際よく魚を捌いたり、炎を上げて藁焼きをする様子を目の前で楽しむことができ、一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気です。半個室は掘りごたつタイプで、2名から最大26名まで対応可能であり、少人数の飲み会から大人数での宴会、家族での食事まで、幅広いシーンで利用できます。ロフト席も設けられており、個室感覚で利用できるテーブル席として人気を集めています。全席禁煙で、総席数は50席です。
宴会や特別な機会には、趣向を凝らしたコース料理が用意されています。「夏の鯔背旬彩コース」(3,850円・税込)や、「天然鯛の姿造りと和牛が食べれる鯔背粋なコース」(6,050円・税込)、さらに厳選素材を贅沢に使用した「旬の料理長特別コース」(8,800円・税込)などがあり、いずれも新鮮な刺身盛り合わせや旬の野菜、上質な肉料理などが含まれています。これらのコースには、プラス1,980円(税込)で2時間の飲み放題を追加することができ、生ビール、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなど、豊富な種類のドリンクが提供されます。
実際に利用した客層からは、料理の質、店の雰囲気、スタッフの接客サービスに対し高い評価が寄せられています。特に料理の満足度は97%、店の雰囲気と接客は96%の利用者が「とても素晴らしい」と回答しており、新鮮な魚介を手頃な価格で味わえる点や、従業員の明るく丁寧な対応が人気の理由として挙げられます。特別なサービスとして、誕生日や記念日にはデザートプレートのプレゼントが用意されており、子供連れの家族も歓迎されており、掘りごたつ半個室やロフトのテーブル席など、利用人数やシーンに応じた席の相談が可能です。