徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦にある「テラスカフェ・オーゲ」は、瀬戸内海国立公園内に位置する「アオアヲ ナルト リゾート」の1階にあります。大きなガラス窓から海を見渡せる開放的な空間が特徴で、時間帯や季節によって変わる空と海の色彩を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせるカフェとして知られています。夜にはキャンドルが灯され、ロマンティックな雰囲気の中で軽めのディナーやカクテルを楽しむこともできます。
アクセスは、JR鳴門線鳴門駅から車で約11分、撫養駅から車で約14分です。神戸・淡路・鳴門自動車道の鳴門北インターチェンジからは左折してすぐの場所にあり、ホテル内に無料駐車場が200台分完備されているため、車でのアクセスが便利です。徳島空港から車で約25分、JR徳島駅から車で約40分です。路線バスを利用する場合は、鳴門公園行きのバスで「大毛停留所」下車後、徒歩1分とされています。
提供されるメニューは、地元徳島や鳴門の食材にこだわったものが豊富です。特に鳴門の名産である「鳴門金時」を使用したスイーツは人気が高く、「鳴門金時タルト」(680円)や「鳴門金時パフェ」(1,350円)、鳴門金時スムージー(950円)など、様々な形で鳴門金時の優しい甘さや食感を堪能できます。これらのスイーツは「日経プラス1」の「おすすめホテルのスイーツランキング」で紹介されたこともある逸品です。
食事メニューとしては、鳴門鯛を使った「鳴門鯛カツバーガー」(1日限定10個、2,400円)がおすすめです。サクサクの鯛カツと、大毛島らっきょうや鳴門わかめを使用した特製タルタルソースが特徴のご当地バーガーです。その他にも、鳴門鯛カツカレー(1,850円)や、徳島の人気ラーメン店「堂の浦 鳴門本店」監修の「鯛の塩らぁ麺」(1日10食限定、1,950円)があり、麺を食べた後に鯛飯おにぎりにスープをかけてリゾット風に楽しむこともできます。阿波牛を100%使用した「阿波ジューシーハンバーグステーキ」(3,000円)や、鳴門と南あわじの魚介・野菜・肉を盛り込んだ「鳴門・南あわじ海峡 うずの幸プレート」(1日限定10個、2,800円)も提供されており、地元食材の豊かな味わいを堪能できるでしょう。
時期によっては、季節限定のスイーツやアフタヌーンティーも登場します。例えば、ブルーベリーと抹茶、チョコレートを組み合わせたアフタヌーンティー(1名4,500円、要3日前予約、ウェブ予約は1日5名限定)や、ブルーベリーをふんだんに使用したフレンチトースト(3,000円)、ブルーベリーパフェ(1,800円)などが提供されることがあります。
店内は総席数70席または125席で、広々とした空間にソファー席も備えられており、落ち着いた雰囲気の中でくつろぐことができます。個室は設けられていませんが、車椅子での入店も可能でバリアフリーに対応しており、無料Wi-Fiも利用できます。全席禁煙で、お子様連れでの利用も可能です。
特別なサービスとしては、満月の夜に月が海に光の道を描く「ムーンロード」が見られる日には、カナッペやカクテルのサービスが提供されることがあるとされています。また、テイクアウトメニューも用意されており、気候の良い時期には海辺でのランチも楽しむことができます。