香川県高松市の古馬場町に佇む「四季懐石 櫂(かい)」は、琴電瓦町駅から徒歩約8分から10分、琴電片原町駅からは徒歩約5分の距離に位置する日本料理店です。フェリー通り沿いに面しており、ホテル、エクストール高松の向かいに位置するため、アクセスしやすい立地となっています。駐車場は完備されていませんが、公共交通機関での来店が便利です。
「四季懐石 櫂」は、和食、会席、懐石料理を専門とし、接待や記念日、法要といった大切な日の食事にも利用できる、落ち着いた雰囲気の店舗です。山口で研鑽を積んだ店主が腕を振るい、瀬戸内海の豊かな恵みと四季折々の旬の素材を活かした料理を提供しています。店内に活けられた四季折々の花が訪れる客人を迎え入れ、日本の美しい四季を感じさせる空間が広がります。店主の繊細な心遣いが込められた一皿一皿は、訪れる人々に至福のひとときをもたらします。香川県独自の感染症対策認証店でもあり、安心して食事を楽しめる環境が整えられています。
提供されるメニューは、旬の天然物にこだわった懐石コースが中心です。季節によって内容は変わりますが、例えば「おもてなし懐石」や「甘美鮮麗 懐石」、「青梅雨の音色懐石」といった名称のコースが用意されており、9品から10品で構成されています。料金はコースによって異なり、7,000円台から9,000円台(税込)が目安となります。当日予約が可能な一日二組限定の個室懐石プランも提供されており、特別な時間を過ごしたい方におすすめです。アラカルトメニューも充実しており、「活おこぜ造り」や「焼き渡りカニ」、「雲丹めし」といった瀬戸内の味覚を堪能できる一品料理が揃っています。特に、宇和島産の3年物大ぶりな岩牡蠣や、内子が絶品の瀬戸内渡り蟹は、店のこだわりが光る逸品として人気を集めています。香川の地酒である「凱陣」をはじめ、「長珍」といった日本酒、さらには河豚ひれを使用した「ひれ酒」など、料理との相性を考慮した豊富なドリンクメニューも用意されています。ランチ営業も行っており、前日までの完全予約制でミニ懐石が提供されています。夜の平均予算は5,500円から10,000円程度、ランチは2,200円から6,000円程度で、質の高い日本料理を味わうことができます。
店内は落ち着いた木の温もりが感じられる空間で、総席数は19席です。脚を伸ばしてくつろげる掘りごたつ式の個室が完備されており、ゆったりと食事を楽しめます。2名様から14名様まで対応可能な個室もあり、ビジネスシーンでの接待や家族での会食など、様々なシーンで利用できます。また、店主の調理風景を間近で見ることができるカウンター席も設けられており、お一人様でも気軽に立ち寄ることができます。小さなお子様連れの場合でも、座敷の個室を利用して七五三のお祝いに利用された実績があり、家族での利用にも配慮が行き届いています。
「四季懐石 櫂」では、通常の飲食サービスに加えて、特別なサービスとして仕出しや弁当の注文も承っています。旬の食材を彩り豊かに盛り込んだ豪華な二段懐石弁当なども提供されており、自宅や行楽の場でも店の味を楽しむことが可能です。仕出しや弁当の利用を希望する場合は、事前に電話での確認や予約が必要となります。来店した利用客からは、接客や料理の味、コストパフォーマンス、雰囲気のいずれにおいても高い満足度が寄せられており、特に接待での利用を推奨する声も聞かれます。旬の地魚を始めとする新鮮な海の幸と、四季折々の山の幸や里の幸を活かした料理は、訪れる人々を魅了し続けています。