高松市の中心部に位置する「鮨むらい」は、かつて「お料理七味」として親しまれた店舗が屋号を改め、新たな魅力とともに生まれた鮨店です。香川県高松市御坊町4-15フジイビル1Fに店を構え、琴電琴平線、琴電長尾線の片原町駅から徒歩約5分、フェリー通り沿いに位置しており、アクセスの良い立地が魅力です。瓦町駅からも徒歩7分程度でたどり着けるため、多方面からのアクセスに便利です。西福寺から東へ約50mの場所にあり、落ち着いた雰囲気の外観と青い暖簾が目印となっています。
「鮨むらい」の最大のこだわりは、江戸前の伝統に則りつつ、独自の技と厳選された素材で織りなす極上の鮨体験です。ネタは、その日の仕入れ状況に応じて厳選された鮮度抜群の魚に加え、魚の種類ごとに最適な期間熟成させたものも用いられます。熟成させることで魚本来の旨味が凝縮され、深みのある味わいを生み出しています。また、鮨のシャリには、米マイスター監修のもと厳選された2種類の米を独自にブレンドして使用。赤酢を用いたシャリは、ネタとの調和を重視し、一体感のある味わいを追求しています。職人が目の前で一貫ずつ丁寧に握る鮨は、まさに五感で楽しむことができる至福の体験を提供しています。
メニューは基本的に「握りおまかせコース」が主軸となっており、税込11,000円のコース料理が開店から提供されています。このコースは、店主自らが市場に出向いて旬の食材を厳選し、その日の最高の状態で提供されるため、訪れるたびに異なる旬の味覚を堪能できます。コースの一品料理には季節の素材がふんだんに盛り込まれ、日本酒やワインなど30種類以上常備された厳選されたお酒とのペアリングも提案されます。また、21時以降はアラカルトでの注文も可能となるため、コースでは味わいきれなかったお好みのネタや、二次会などの利用にも柔軟に対応しています。
店内は総席数13席のこぢんまりとした空間で、職人との会話も楽しめるカウンター席が中心です。カウンター席では、目の前で繰り広げられる職人の繊細な手仕事を見ながら、握りたての鮨が直接提供される江戸前の雰囲気を味わうことができます。また、4名以上での利用に限り、個室として利用できるスペースも用意されており、その際には飲食代金の10%が個室使用料として加算されます。友人との会食や記念日、接待など、様々なシーンに合わせて利用できるのも魅力の一つです。店内は全席禁煙となっており、ゆったりと食事に集中できる環境が整えられています。電子マネーやQRコード決済には対応していませんが、主要なクレジットカードは利用可能です。
「鮨むらい」は、旬の素材と熟練の技が融合した江戸前鮨を心ゆくまで堪能できる、高松市において特別な存在感を放つ鮨店です。