静岡県御前崎市池新田に位置する「波乗り食堂ありがとう」は、2021年4月に旧「情熱御前崎酒場ありがとう」が移転リニューアルオープンした居酒屋です。御前崎市役所から徒歩約2分という利便性の高い場所にあり、とんかつかつよしさんの隣という分かりやすい立地も魅力です。公共交通機関を利用する場合、JR東海道本線菊川駅から車で約26分、JR掛川駅からは車で約39分の距離にあります。店舗には専用の無料駐車場が4台分完備されており、車でのアクセスも安心です。
このお店のコンセプトは「からあげとレモンサワー」を主軸に、御前崎や遠州、静岡の豊かなご当地グルメを存分に楽しめることです。店内は御前崎らしい海をモチーフにした賑やかな空間が広がり、訪れる人々を温かく迎え入れます。サーフィンを愛する店主が、自ら各地で波乗りをしながら出会った地魚の美味しさへの感動を、この地で提供したいという情熱から生まれたとされています。2022年には第15回居酒屋甲子園の東海地区大会で優勝を果たすなど、顧客満足度の高さも評価されており、地域で愛される存在を目指し日々邁進しています。
「波乗り食堂ありがとう」のメニューは、地元食材をふんだんに使用し、全て店内で丁寧に仕込まれたこだわりの品々が並びます。特に「名物 醤油だれ唐揚げ」は、肉のカットから味付けまで手作業で行われ、地元遠州の創業200年を超える老舗「栄醤油」を使用した秘伝のタレが深いコクと旨みを引き出しています。大ぶりでありながら、フルーツの酵素によりふっくらと柔らかく仕上げられた逸品で、2個330円、5個770円で提供されています。また、以前の店舗から愛され続ける「宇宙のみっちゃんの幻の手羽先」は、甘辛いスパイスと二度揚げによるカリッとした食感が特徴で、4個660円で楽しめます。これらの唐揚げや手羽先はテイクアウトも可能です。
海の町御前崎ならではの新鮮な海の幸も「波乗り食堂ありがとう」の大きな魅力です。御前崎漁港から直送される「日替わりお刺身」は660円から提供され、旬の地魚を堪能できます。特に春から夏にかけての初ガツオや、脂の乗った秋の戻りガツオ、運が良ければ貴重なモチガツオに出会えることもあります。「炙りしめ鯖」は脂の乗った自家製鯖を炙り、レモンや薬味で味の変化を楽しめる一品です。その他にも、内閣総理大臣賞を受賞した御前崎産のA5ランク「遠州夢咲牛」の塩焼きや、「遠州黒豚」を使ったラフティなど、地元のブランド肉料理も充実しています。
ドリンクメニューも豊富で、特に「波乗りレモンサワー」をはじめとする多種多様なレモンサワーが人気です。国産甲類焼酎の最高峰とされるキンミヤを使用しており、ゴロゴロレモンの氷結レモンサワーでは追加サワーでお得に楽しめる工夫もされています。静岡県が誇る「吟醸王国」の地酒も幅広く取り揃えられており、店主自らが厳選した日本酒と料理とのマリアージュを堪能できます。さらに、3名以上で利用できる120分2,500円のセルフ飲み放題では、約30種類のドリンクを自由に選べ、仲間との賑やかな時間を過ごすことができます。コース料理も用意されており、3,000円から4,500円の価格帯で、プラス1,500円で飲み放題を付けることも可能です。
店内の総席数は44席で、ゆったりとくつろげる掘りごたつ席や、一人でも気軽に立ち寄れるカウンター席が完備されています。大人数での利用には、15名から40名までの貸し切り予約にも対応しており、定休日でも可能な限り対応してもらえるため、会社の宴会や仲間との集まりにも活用できます。食事だけでなく、心温まるサービスも特徴で、予約時にメッセージペーパーのサービスがあるなど、細やかな気配りが感じられます。ランチの平均予算は約1,000円、ディナーは約3,000円程度で、御前崎の味をカジュアルに楽しめる価格帯となっています。