JR静岡駅南口から徒歩わずか数分、セブンイレブンを右折した先に現れる大きな看板が目印の「駅南酒場 餃子研究所」は、静岡市駿河区南町に位置し、地元の人々はもちろん、県外から訪れる人々にも愛される人気の居酒屋です。駅からのアクセスは非常に良好で、利便性の高さが魅力の一つとして挙げられます。
この店の一番の特徴は、その名の通り、研究を重ねた多種多様な餃子と、静岡のソウルフードである静岡おでんを主軸に据えたユニークなコンセプトにあります。餃子の種類は豊富で、定番の焼き肉餃子(5ヶ 630円)、にんにくを効かせた焼き男餃子(5ヶ 630円)、にんにくを使用せず野菜をたっぷり使った焼き女餃子(5ヶ 630円)といった個性豊かなラインナップが揃います。さらに、釜揚げシラスと大葉焼き餃子(5ヶ 780円)や梅シソ焼き餃子(5ヶ 830円)、スパイシー揚げ餃子(5ヶ 750円)など、一風変わった創作餃子も楽しめ、餃子愛好家にとってはまさに「餃子研究所」の名の通り、探求心をくすぐられる場所と言えるでしょう。これら3種類の餃子を一度に味わえる焼き餃子MIX(12ヶ 1,300円)は、初めて訪れる方にもおすすめです。餃子鍋も人気の一品として提供されており、餃子の新たな魅力を発見できます。
また、もう一つの看板メニューである静岡おでんも忘れてはなりません。濃い出汁で煮込まれた具材は、静岡ならではの味わいを提供しています。普通の盛り合せ(7本 1,200円)では、ちくわ、たまご、白焼、じゃがいも、大根、黒はんぺん、なるとなど定番の味が楽しめ、季節によってネタが入れ替わることもあります。名物の牛スジ串(1本 470円)は特に人気が高く、とろけるような食感が特徴です。グルメ盛り合せ(12本 1,900円)では、さらに志乃だ巻きや桜エビ巾着なども加わり、より多くの種類を堪能できます。1階席限定で提供されるペア盛り(14本 1,380円)も用意されており、様々な組み合わせで静岡おでんを味わい尽くせます。
餃子やおでん以外にも、居酒屋ならではの一品料理が充実しています。「たまご屋の厚焼き玉子」(750円)や、明太子ソースをかけた「厚焼き玉子 明太子ソース」(830円)は、卵の優しい味わいが人気です。駿河湾海洋深層水で作られた「【世界遺産】富士山豆腐」(2~3人前分 各930円)は温かいものと冷たいものが選べ、見た目にも楽しい一品です。その他、「美味しいキャベツ」(680円)、「味噌きゅうり」(590円)、「普通の枝豆」(580円)といった定番のおつまみから、「餃子ソーセージ」(1,080円)、「焼津の鰹の酒盗とクリームチーズ」(830円)、駿河湾の恵みを活かした「駿河湾のサラダ(シラス・桜エビ)」(1,090円)まで、幅広いメニューが揃っています。〆には「牛スジの煮込み」(1,300円)や「清水のモツカレー」(ルーのみ 880円)も楽しめます。数量限定の焼き焼売MIX(6ヶ 1,680円)も提供されており、新たな名物として注目を集めています。
ドリンクメニューも豊富で、生ビールや瓶ビールの他、静岡すっぱみかんサワー、静岡すっぱみかんハイボール、静岡の緑茶割りなど、ご当地ならではのサワーやハイボールも揃い、様々な料理とのペアリングを楽しむことができます。平均予算は通常3,000円程度で、気軽に立ち寄れる価格帯も魅力です。
店内は1階がカウンター席、2階がテーブル席、3階が個室と、用途に応じた多彩な座席構成が特徴です。特に3階の個室は20名から30名での貸切も可能で、女子会や接待、会社の宴会など様々なシーンで利用できます。総席数は100席から110席と広く、賑やかな雰囲気の中で食事が楽しめます。全席禁煙のため、快適な空間で料理と会話を堪能できるでしょう。
オンラインでの予約も可能で、スマート支払いにも対応しているため、スムーズな利用が可能です。餃子と静岡おでんという二枚看板を掲げ、日々新たな挑戦を続ける「駅南酒場 餃子研究所」は、静岡の夜を存分に楽しめる活気あふれる一軒です。