静岡駅南口を出てすぐ、徒歩1分という利便性の高い場所に位置する「活造り 河太郎 静岡」は、静岡交通ビルの地下1階に店を構える活魚料理専門店です。金券ショップ近くのビル入口にはエレベーターも備えられており、アクセスに配慮された造りとなっています。新幹線ホームからわずか5分ほどで到着できるため、ビジネス利用や観光での立ち寄りにも最適です。
1980年の創業以来、長きにわたり静岡の地で愛されてきた「活造り 河太郎 静岡」は、世界有数の漁場である駿河湾を控えながらも、静岡市内に活魚料理専門店が少なかったという背景から誕生しました。店内へ足を踏み入れると、まず目に飛び込むのはカウンター席越しに広がる大きな生け簀です。この生け簀には、毎朝、静岡県内の各漁港から直送される伊豆初島沖や遠州灘の旬の魚介類が泳いでおり、その活きの良さが「活造り 河太郎 静岡」の最大の魅力となっています。お客様からの注文を受けてから生け簀から魚を水揚げし、熟練の職人がわずか15分から20分ほどで捌き提供する「活造り」は、臭みが一切なく、透明感のある身と瑞々しい食感、そして噛み応えのある歯ごたえが特徴で、まさに五感で味わう新感覚の刺身として高い評価を得ています。
メニューの中心となるのは、店名を冠する「活造り」をはじめとした新鮮な魚介料理です。特に人気の「いか活造り」は、活きたイカを捌く鮮やかな手つきから始まり、刺身で堪能した後にはゲソの部分を天ぷらに調理してくれるなど、余すことなく素材の美味しさを楽しめます。時価で提供される「鮃活き造り」は、二種類の厚みに切り分けられた刺身とエンガワ、そして骨を味噌汁や骨唐揚げに仕立てる「後造り」まで楽しめる贅沢な一品で、接待やお祝いの席にも選ばれています。また、静岡ならではの旬の味覚として、朝採れの桜えびや生しらす、そして静岡名産の鰻料理も提供されています。鰻は、活き開き調理のため提供までに時間がかかることもありますが、焼きか蒸しかを選ぶことができ、それぞれの好みに合わせた味わいを堪能できます。冬季限定で遠州灘の天然とらふぐを用いた刺身や焼きフグ、フグ鍋なども登場し、四季折々の海の幸を存分に味わえます。静岡県清水の北川牧場で緑茶を食べて育った「TEA豚」を使った料理も提供されており、口の中でとろけるような食感が好評です。
コース料理も充実しており、「活造りコース」は自慢の生け簀から水揚げされた鮮魚のお造りを含む全9品で9,900円から提供されており、特に4名以上での予約には活ひらめの姿造りが付くなど、会食や特別な日にふさわしい内容です。ランチタイムには、看板メニューである「アジ活造り御膳」が1,750円から1,800円程度で提供されるほか、限定15食の「橘 三段弁当」や「駿河御膳」、寿司をメインにした「寿司御膳」など、多様なニーズに応える御膳が用意されています。平均予算は、ランチが1,000円から1,999円程度、ディナーが6,000円から7,999円程度とされています。
総席数は65席から85席と幅があり、様々なシーンに対応可能です。店内には、生け簀を眺められるカウンター席が10席から12席設けられており、一人静かに食事を楽しみたい方やデートでの利用にも適しています。また、周囲の視線を気にせず食事を楽しめる半個室のテーブル席や、2名から最大20名まで利用できる完全個室も完備されています。個室は座敷タイプも用意されており、会社宴会や接待、慶事、法事など、幅広い用途で活用されています。夜席の完全個室では専任スタッフが対応し、きめ細やかなサービスを提供しています。貸切利用も相談に応じ、最大80名まで収容可能です。
「活造り 河太郎 静岡」では、お客様への配慮も行き届いています。Wi-Fiが完備されているほか、英語メニューや中国語メニューも用意されており、海外からの旅行者も安心して利用できます。お子様連れでの来店も可能で、お子様メニューやベビーカーでの入店にも対応していますが、夜席では着席できない小さなお子様や小学4年生以下のお子様の利用には制限があります。記念日や誕生日のお祝い、サプライズの相談も可能です。また、SNS(Instagram, X, LINE, メルマガ)のいずれかを登録すると自家製アイスのサービスが受けられるといった、来店客にとって嬉しい特典も提供されています。支払いは各種クレジットカードとPayPayに対応していますが、電子マネーは利用できません。なお、完全個室の利用には別途10%の個室チャージ料がかかる場合があります。