静岡市葵区紺屋町に佇む「カウンター天ぷら酒場 オデコマン」は、新静岡駅とJR静岡駅からそれぞれ徒歩数分の便利な立地にあります。特にJR静岡駅からは地下道で直結しているため、雨の日でも濡れることなく快適にアクセスできるのが大きな魅力です。地下1階に店を構える隠れ家のような雰囲気も、訪れる人々を惹きつけています。
店内は、その名の通りカウンター席のみで構成された16席のこぢんまりとした空間が広がります。昭和の面影を残しつつも、ネオンの光がモダンな雰囲気を醸し出し、「エモい」と評される独特のムードが漂います。高級なイメージのある天ぷらを、より気軽に楽しめる「カジュアルカウンター天ぷら酒場」として、幅広い世代の客層に利用されています。
提供される天ぷらは、素材へのこだわりが強く感じられます。野菜、肉、魚介と多岐にわたる食材が店内で丁寧に仕込まれ、揚げたてで提供されるのが醍醐味です。一般的な天ぷら専門店とは一線を画し、遊び心のあるネーミングのメニューも豊富に揃います。人気のメニューには、外はカリッと、中はとろりとした食感が楽しめる「海老しんじょう湯葉巻き」や、さっぱりとした味わいの「ささみ天」などがあり、それぞれ380円前後で提供されています。その他、「半熟うずら天」は100円、「マッシュルーム すりおろしパルミジャーノ」は200円、「海苔 いくらのせ」は638円といったユニークな品々も並びます。締めには、とろとろの半熟卵が天ぷらと絶妙に絡み合う「トロ玉天丼」が400円で味わえ、食事の満足度を高めます。
天ぷらをより一層楽しむための工夫も凝らされており、提供される際にはフランス塩、桜海老塩、すだち、山椒味噌、スパイスマヨネーズ、漬物など、様々な味変アイテムが用意され、一品ごとに異なる風味を堪能することができます。天ぷら以外の逸品料理も充実しており、ドリンクメニューもビール、サワー、ハイボール、焼酎、日本酒、ワインなど、幅広いラインナップが揃っています。
予算は、ディナーで一人あたり3000円から4000円程度が目安とされており、気軽に利用できる価格帯でありながら、本格的な天ぷらを味わえるコストパフォーマンスの良さも評価されています。支払いは各種クレジットカードやQRコード決済にも対応しており、利便性も高いです。
店内は全席禁煙で、お子様連れの入店も可能であるため、家族での利用もしやすい環境です。Wi-Fiも完備されており、有料で電源利用もできるため、ちょっとした作業をしながらの利用も可能です。個室やソファ席、座敷席は設けられておらず、全席がカウンター席であるため、目の前で職人の調理風景を眺めながら、揚げたての天ぷらを五感で楽しめるのがこの店の最大の魅力と言えるでしょう。