愛知県刈谷市桜町に位置する「フルーツ最中 十み果 刈谷店」は、2021年7月にオープンしたフルーツ最中を専門とする和菓子店です。JRおよび名鉄の刈谷駅から徒歩わずか2分というアクセス抜群の立地で、駅の北口からも徒歩3分圏内にあり、気軽に立ち寄れるのが魅力です。営業時間は11:00から22:00までと遅くまで開いており、不定休で営業しているため、仕事帰りや買い物のついでにも利用しやすいでしょう。
「フルーツ最中 十み果」は、日本の伝統的な和菓子である最中に、洋菓子の要素である旬の新鮮なフルーツを組み合わせるという「和と洋の融合」をコンセプトに掲げています。単なる和菓子ではなく、見た目にも華やかで心ときめくスイーツとして、多くの人々に新しい和菓子の楽しみ方を提案しています。使用する素材にもこだわりがあり、最中の皮となる最中種には、良質なモチ米から作られた「新大正もち」が選ばれています。餡は、高級小豆の風味を活かしつつ、フルーツの味を邪魔しないよう低糖度に仕上げられており、市場から直接仕入れる旬の季節のフルーツとの相性を最大限に引き出しています。味覚だけでなく、彩り豊かなフルーツが織りなす見た目の美しさも追求されており、一つ一つの最中がまるで芸術品のような輝きを放ちます。店内に並ぶ色とりどりの最中は、思わず写真を撮りたくなるような魅力にあふれています。
提供されるメニューは、看板商品のフルーツ最中を中心に、多様な和スイーツが揃っています。フルーツ最中は、季節ごとに異なる旬のフルーツが主役となり、いちご、栗、いちじく、シャインマスカット、柿など、その時期ならではの味わいが楽しめます。フルーツに合わせて餡の種類も工夫されており、りんご餡、レモン餡、白味噌餡、黒ごま餡、ほうじ茶餡、濃厚ミルク餡といったユニークな組み合わせが、それぞれのフルーツの風味を一層引き立てます。価格帯は、フルーツ最中で500円から700円前後、クリーム大福やきんつばは260円程度と、比較的手頃な価格で高品質な和スイーツを味わうことができます。
また、フルーツ最中以外にも、「最中バターサンド」や「クリーム大福」、「きんつば」といった人気商品がラインナップされています。最中バターサンドは、国産のバター、餡子、果物を組み合わせて作られたキューブ型の新しいスイーツで、食べる直前に最中の皮と中の餡が別々に梱包されているため、自分自身で仕上げるというユニークな体験が楽しめます。クリーム大福は、宇治金時やラズベリーミルフィーユ、豆乳、抹茶、紅茶(ウバ産)、オレンジ&パッションフルーツなど、和洋折衷のフレーバーが豊富に揃い、常温で30分から1時間ほど解凍すると、もちもちとした食感と中のクリームがとろける絶妙な食べごろを迎えられます。きんつばは、橙、黄、赤、白、緑、紫といった色鮮やかなバリエーションがあり、それぞれ異なる味わいを楽しむことができます。
店内にはわずか3席のスペースが設けられていますが、基本的にはテイクアウトがメインの店舗であり、手土産やギフトとしても非常に喜ばれるでしょう。大切な方への贈り物や、自分へのご褒美スイーツとして、「フルーツ最中 十み果 刈谷店」の個性豊かな和スイーツを選んでみてはいかがでしょうか。