愛知県新城市一色道上に位置する「民宿旅館 川合」は、日本の豊かな里山の情景に囲まれ、四季折々の自然の恵みを存分に活かした「和のオーベルジュ」として知られています。新東名高速道路「新城インターチェンジ」から車で約20分とアクセスしやすく、無料駐車場も完備しているため、車での訪問が便利です。公共交通機関を利用する場合は、JR飯田線「大海駅」から市営バスで約30分の「一色」バス停下車後、すぐに到着するという利便性も持ち合わせています。
この宿の大きな魅力は、海の幸が中心となる一般的な会席料理とは一線を画す、独自の「山里会席料理」です。奥三河の山々が育んだ豊富な山の幸を主役とし、地元農家から仕入れる新鮮な野菜や旬の山菜、地元の猟師が獲る希少なジビエ、そして釣り名人が釣り上げる天然の川魚などをふんだんに使用しています。春には香ばしい山菜料理、夏には清流・寒狭川で育った天然の若鮎を使った鮎料理、秋には香り豊かな松茸料理、そして冬には体温まる山里鍋やコラーゲンたっぷりの猪鍋など、季節ごとに異なる旬の味覚を堪能できます。特に、お子様にも好評の鴨肉の陶板焼きや、臭みがなく旨味が凝縮された特製のコラーゲン猪鍋は、宿の名物として多くの宿泊客から愛されています。昼食利用も可能で、「山里会席・松」は一人5,000円程度から、さらに内容を充実させたコースも用意されており、宿泊客でなくとも奥三河の味覚を味わうことができます。
「民宿旅館 川合」は、自然豊かな環境の中で、心安らぐひとときを過ごせる空間を提供しています。純和風の落ち着いた雰囲気の中、バリアフリーを重視した設計が特徴で、新館の客室はウォシュレット付きトイレや洗面台が完備され、快適に過ごせるよう配慮されています。食事は、落ち着いた個室でゆっくりと味わえるほか、部屋食も可能で、プライベートな空間でくつろぎながら奥三河の恵みを堪能できるのが魅力です。館内には10名掛けのテーブルを囲む憩いのスペースもあり、宿泊者同士や家族での団らんにも利用できます。
日本ソムリエ協会認定のシニアソムリエと名誉利き酒師「酒匠」の資格を持つオーナーが、料理に合わせた日本酒やワインのペアリングを提案してくれるのも、この宿ならではの特別な体験です。奥三河の地酒や今話題の日本ワインとの調和を楽しむことで、食の体験がさらに豊かなものになります。また、人工ラジウム温泉の大浴場と露天風呂は、体の芯まで温まり、旅の疲れを癒すのに最適です。貸し切りで利用できるカラオケラウンジも完備されており、グループや家族での楽しいひとときを過ごせます。高齢者の方も安心して利用できるよう、車椅子での移動が可能なバリアフリー用トイレや、浴槽に手すりが設けられた大浴場など、きめ細やかなサービスが行き届いています。