名古屋市中区錦の賑やかなエリアに位置する「麺屋 あっ晴れ どまん中錦店」は、地下鉄名城・名港線栄駅から徒歩わずか4分とアクセスに優れたラーメン店です。久屋大通駅や伏見駅からも徒歩8分圏内にあり、仕事帰りや休日の食事にも気軽に立ち寄れる立地です。専用駐車場は設けられていませんが、店舗周辺には複数のコインパーキングが点在しているため、車での訪問時も利用しやすい環境が整っています。
名古屋における二郎系インスパイアの先駆けとして知られる「あっ晴れ」グループの中でも、どまん中錦店は独自の魅力を放っています。そのコンセプトは、「極太麺と濃厚豚骨醤油スープ」への徹底したこだわりです。ラーメンの主役である麺には、東日本の有名ラーメン店がこぞって指名する製麺所「浅草開化楼」から毎日届けられる特製の極太麺を使用しています。この麺は、強力粉「オーション」を100%使用しており、一般的な麺では味わえない強力な歯ごたえと、小麦本来が持つ豊かな旨みを存分に楽しむことができます。口の中で暴れるような独特の食感は、一度食べたら忘れられないと評されることもあります。
スープは、豚骨を10時間以上かけてじっくりと炊き上げた濃厚な豚骨醤油ベースです。こってりとした脂の旨みが特徴でありながらも、甘さは控えめでクセが少なく、幅広い客層に受け入れられるよう丁寧に仕上げられています。二郎系ラーメンのガッツリとした魅力と、博多豚骨の奥深い旨みが絶妙に融合した、まさに唯一無二の味わいを追求しています。
メニューは、「らーめん」「まぜそば」「つけめん」を軸に展開しています。特に「麺屋 あっ晴れ どまん中錦店」でしか味わえない限定メニューとして、「豚辛らーめん」が人気を集めています。これは、唐辛子をはじめとする様々な香辛料を特別に配合した調味料で、豚肉をとろっとろになるまで煮込み、それをトッピングした一杯です。旨みと辛みが織りなす絶妙なハーモニーは、一度食べるとやみつきになると評判です。その他、「らーめん」は950円、「豚辛らーめん」は1,150円、「まぜそば」は1,050円、「豚辛まぜそば」は1,250円、「つけめん」は990円で提供されており、様々な好みに合わせて選ぶことができます。全ての具材を贅沢に盛り付けた「全部のせ」は1,350円で、より満足度の高い一杯を求める方におすすめです。
「あっ晴れ」の大きな魅力の一つは、そのボリューム感です。麺は標準で200gですが、追加料金で「ばか盛り」による増量が可能です。「1ばか」あたり茹でる前の麺が100g増量され、通常は8ばかまで対応していますが、5ばか以上を注文し残してしまった場合には罰金が科せられるシステムとなっています。トッピングに関しても、野菜、にんにく、アブラ、カラメ(味濃いめ)、魚粉といった無料サービスがあり、自分好みにカスタマイズできます。特に野菜の量は、ノーマルで120g、でら盛り(野菜増し)では300gとかなりのボリュームを誇ります。ランチタイムにはこの「でら盛り」が無料で提供されており、お腹いっぱい食べたい方には嬉しいサービスです。
店内はL字型のカウンター席が中心で、総席数は11席とコンパクトな空間です。個室やソファ席の用意はありませんが、活気ある雰囲気の中で、目の前で調理される様子を眺めながらラーメンを待つことができます。お店は食券制を採用しており、混雑時には食券を購入してから店外で待つのがルールです。お子様連れでの来店も可能で、家族での食事にも利用しやすい配慮がされています。
さらに、「麺屋 あっ晴れ どまん中錦店」では、特別なサービスとして「二郎祭」というイベントを毎月開催しています。通常は26日に開催されるこの「二郎祭」ですが、どまん中錦店に限っては毎月「第三土曜日」に実施され、この日は麺の増量が無料となるため、大食いに自信のある方には見逃せない機会となっています。通常8ばかまでの増量に加えて、二郎祭の日には条件を満たせば10ばかまで挑戦できることもあり、多くのラーメン愛好家を惹きつけています。ガッツリとした食べ応えと、こだわりの一杯を堪能できる「麺屋 あっ晴れ どまん中錦店」は、名古屋のラーメンシーンを語る上で欠かせない存在と言えるでしょう。