名古屋市東区東桜、山ニビルの一角に佇む「洋食家ロンシャン本店」は、地下鉄桜通線高岳駅3番出口から徒歩約3分というアクセスしやすい場所に位置しながらも、大通りから少し路地に入った隠れ家のような雰囲気を醸し出す老舗の洋食店です。1979年(昭和54年)の創業以来、40年以上にわたり地元の人々に愛され続けており、その懐かしく温かい佇まいは、訪れる人々を魅了し続けています。
都会の喧騒から離れた落ち着いた空間でありながら、ランチタイムには行列ができるほどの人気を誇り、平日はもちろん週末も多くの客で賑わいます。常連客だけでなく、口コミや雑誌での紹介を通じて来店する新規の客も後を絶たないことから、その高い人気と確かな品質がうかがえます。店内は、長年培われてきた洋食店の趣を感じさせる居心地の良い空間が広がっており、家族や友人との食事、あるいは一人でのんびりとした時間を過ごすのに適しています。
「洋食家ロンシャン本店」の魅力は、その手間暇を惜しまない丁寧な仕事ぶりが光る本格的な洋食メニューにあります。特に名物として多くの客に愛されているのが、クリーミーで濃厚な味わいが特徴の「カニクリームコロッケ」です。数多くのレビューで絶賛されており、訪れた際にはぜひ味わいたい一品と言えるでしょう。また、もう一つの看板メニューである「オムライス」も高い評価を得ており、昔ながらのしっかりとしたオムライスから、ふわふわとろとろの卵が特徴のオムライスまで、好みに合わせて選べるとの声もあります。熟練のシェフが丹精込めて仕込むデミグラスソースは、多くの洋食メニューの決め手となっており、時間をかけて煮込まれたコク深い味わいが、料理全体の美味しさを一層引き立てています。
メニューはランチとディナーで異なり、ランチの平均予算は約1,000円、ディナーの平均予算は約2,500円と、老舗洋食店の味を手頃な価格で楽しむことができます。ランチタイムには常に10種類以上の豊富なメニューが用意されており、「とろとろSET」や「カニコロとオムライスのランチ」、「国産牛ヒレステーキ定食」など、様々な組み合わせで楽しめます。「国産牛ヒレステーキ」は追加料金で「ビーフカツ(シュニッツェル)」に変更することも可能で、このビーフカツは肉の柔らかさと衣のサクサク感、そして甘さ控えめながらコクのあるデミグラスソースとの相性が抜群で、高い満足度を誇ります。ディナータイムでは、「デミグラスソースハンバーグ」や「ビーフシチュー」、「牛タンシチュー」といった定番の洋食メニューが充実しており、「洋食三昧」といった2名様向けのコースも人気です。このコースには、ハンバーグ、カニクリームコロッケ、牛タンシチュー、オムライスなど、ロンシャン自慢の料理が盛り込まれています。
座席数は合計28席とされており、アットホームな空間ながらも、テーブル席は奥に配されており、半個室のように利用することも可能です。これにより、親しい人とのプライベートな食事や、少人数の宴会など、様々なシーンに対応できます。さらに、20名様以上で店舗全体の貸し切りも相談可能であり、最大30名様までの宴会利用に対応しています。店内には高性能な換気システムが導入されており、快適な食事ができるよう配慮されています。クレジットカードやQRコード決済にも対応しているため、支払いもスムーズです。オンラインでの予約も可能で、ディナータイムのオンライン予約では、一人あたり1,600円以上の飲食が推奨される場合があります。全席禁煙となっており、全ての客が安心して食事を楽しめる環境が整えられています。