愛知県名古屋市中区栄1-4-7 パックス伏見2Fに位置する「割烹きときと」は、地下鉄伏見駅7番出口から徒歩わずか1分、あるいは6番口から徒歩2分と、駅からのアクセスが非常に良好な立地にある日本料理店です。名古屋の中心部にありながら、喧騒から一歩離れた隠れ家のような趣が魅力とされています。
「きときと」という店名は富山の方言で「新鮮」を意味し、その名の通り、富山湾で朝競り落とされたばかりの新鮮な魚介を自社便で直送し、その日の夕方には名古屋で提供するというこだわりを持っています。富山湾の豊かな恵みだけでなく、全国各地から厳選された旬の希少な食材を仕入れることで、四季折々の日本の味覚を堪能できるのがこの店の大きな特徴です。春には「生きたホタルイカ」や「白海老」、夏には「庄川産の鮎」、冬には「寒ブリ」や「タグ付き本ずわい蟹」など、季節ごとの一番美味しい時期に最高の状態で提供されます。特に、夏には青森下北半島の「むらさきウニ」、冬場には「大間産本マグロ」、そして11月15日から2月下旬の狩猟シーズンには「新潟潟東産の天然真鴨」といった、各地の厳選された旬の味覚も取り入れられ、訪れるたびに新たな発見があります。
店内は落ち着いた純和風の空間が広がり、接待や大切な会食、家族での食事など、幅広いシーンに対応できる上質な雰囲気が演出されています。総席数は24席で、テーブル席や掘りごたつ席、料理人との会話が楽しめるカウンター席も用意されています。特に、掘りごたつ式の個室や、和室にテーブルを配したプライベートな個室が複数用意されており、2名から最大8名までの利用が可能です。これらの個室は、周囲を気にすることなくゆっくりと食事と会話を楽しむのに最適で、趣のある内装が特別な時間を彩ります。
提供される料理は、新鮮な魚介をふんだんに使った会席料理が中心です。ランチタイムには、昼会席として「旬の食材を使ったお昼の懐石仕立て」が6,600円で提供され、また顔合わせなどの特別な席に合わせた8,800円のプランも用意されています。夜のコース料理は12,000円からが目安とされており、富山湾直送の「きときとなお造り」をはじめ、「のどぐろの煮付け・塩焼」、「白海老お造り」など、素材の味を最大限に活かした逸品が並びます。のどぐろは、三河湾産と富山産を食べ比べできるなど、産地の違いによる味わいの変化も楽しめます。ドリンクは、富山の地酒をはじめ、焼酎やワインなど、和食との相性を考慮した豊富なラインナップが揃えられており、日本酒には特にこだわりが見られます。
特別なサービスとして、全席禁煙ながら喫煙専用室が設けられているため、喫煙者も非喫煙者も快適に過ごせます。また、一部座席には電源が完備されており、ビジネスでの利用にも配慮されています。乳児から未就学児、小学生までの子供連れでの利用も可能で、家族での食事にも適しています。さらに、宴会は2時間半以上利用できるなど、ゆったりと過ごせる時間設定も魅力です。特筆すべきは、客が自分の好みのドリンクを持ち込めるサービスがある点や、テイクアウトにも対応している点です。そして、最も印象的な体験の一つとして、生きたホタルイカを目の前で鉄板で焼いて提供するという、他ではなかなか味わえないライブ感あふれる演出があり、その新鮮さと香ばしさは訪れる客を驚かせ、魅了しています。
このように、「割烹きときと」は、上質な空間で富山湾を主とした全国各地の旬の味覚を心ゆくまで堪能できる、名古屋・伏見の地に根差した日本料理店として、食通たちから高い評価を得ています。