愛知県名古屋市中村区椿町に位置する「THAIFOOD DINING マイペンライ 名駅新幹線口店」は、名古屋駅の新幹線口（太閤通口・西口）から徒歩2分というアクセスに優れた立地が特徴のタイ料理レストランです。2023年9月17日をもって休業中ですが、過去の運営時には、その利便性の高さから多くの利用者に親しまれていました。花かるたビル4階にあり、JR名古屋駅から約263mの距離に位置しています。
この店舗は、タイ国政府商務省が認定する「タイセレクト」レストランとして知られていました。これは、本場のタイ料理を日本で楽しめる基準を満たした店舗に与えられるもので、タイの香り米や調味料、そしてタイ料理のシェフとしての訓練と経験を持つ人材によって、本格的な味わいが再現されていることを示しています。店内で提供される料理は、ハーブとスパイスの香りが特徴で、ローストチキン「ガイヤーン」やチェンマイのラーメン「カオソーイ」など、タイ各地の代表的なメニューが提供されていました。特に、カオソーイは平打ちの中華麺を使った親しみやすいカレースープが特徴で、ユーザーの口コミではカオヤムガイ・トードの酸味と辛さ、バリバリのチキンが好評でした。おつまみ・前菜には、タイ風やっこ（418円）、トマト＆パクチー（528円）、カシューナッツ揚げ（605円）などが提供されていました。
かつては、ディナーが17:00から22:30（L.O.22:00）、土日のみランチが11:30から14:30（L.O.14:00）で営業していました。予算はディナーが3,000円から3,999円、ランチが1,000円から1,999円程度でした。支払い方法については、各種クレジットカード（VISA、Master、JCB、AMEX、Diners）、交通系電子マネー（Suicaなど）、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPayなどの電子マネー、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAYなどのQRコード決済に対応していました。サービス料やチャージはかかりませんでした。
店内は全44席で、おしゃれで落ち着いた空間が広がっていました。席は広めに配置されており、カップルシートやカウンター席、ソファー席も設けられていたため、様々なシーンでの利用が可能でした。個室は設置されていませんでしたが、20人から50人、あるいは50人以上の貸切にも対応しており、大人数での利用にも適していました。全席禁煙で、喫煙者には別途喫煙スペースが用意されていました。窓側の席からは新幹線を眺めながら食事を楽しめるという、鉄道ファンにとっては嬉しい特徴もありました。
特別なサービスとしては、クーポンを利用することで飲み放題付きコースがお得になるキャンペーンが実施されていたことや、軽やかでさらりとしたタイの「シンハービール」が生で飲める数少ない店舗であったことが挙げられます。本格的なタイ料理を心ゆくまで堪能できるダイニングバーとして、多くの人々に利用されていました。休業中の情報ではありますが、今後の営業再開が期待される店舗の一つです。
