名古屋市中区栄3丁目、ミドリヤビル2階に佇む「めしや浮世ばなれ」は、大人が心ゆくまで美食と会話を堪能できる隠れ家のような和食居酒屋です。地下鉄矢場町駅6番出口から徒歩約6~7分、栄駅からは徒歩10分ほどの距離に位置し、繁華街の喧騒から一歩離れた場所で落ち着いたひとときを提供しています。2021年11月11日にオープンして以来、その質の高い料理と洗練された空間で、瞬く間に名古屋の食通たちを魅了し続けています。
店内は洗練されたおしゃれな雰囲気が特徴で、カウンター8席とテーブル4卓が配されており、食事をしながら目の前で繰り広げられる料理人の手際を眺めることができるのも、この店の醍醐味の一つです。デートや女子会など、大切な人との語らいの場としても選ばれることが多く、心ゆくまでゆっくりと時間を過ごせる空間が広がっています。入店には20歳以上という年齢制限や、香水など強い香りを控えるよう求める配慮がされており、料理とお酒を純粋に楽しむための環境が整えられています。
「めしや浮世ばなれ」の料理は、厳選された肉、旬の魚介、そして季節の野菜を丁寧に仕上げた逸品ばかりです。中でも「和牛イチボユッケ」は来店客から高い支持を得る一番人気のメニューであり、とろけるような和牛の旨味を存分に味わえる一皿です。また、和牛の希少部位を使用した「和牛ミスジしゃぶしゃぶ」も看板メニューの一つで、その品質の高さは特筆すべき点です。彩り豊かで見た目にも美しい「八寸前菜おまかせ盛り合わせ」は、日替わりで様々な旬の味覚が楽しめる名物料理として親しまれています。この八寸には、トマトのお浸しやバイ貝の旨煮、毎日手仕込みされる呉豆腐、茄子の煮びたし、うどとあおり烏賊の酢味噌和え、薬味たっぷりの茄子の揚げ浸し、枝豆の山椒浸し、そしてとびこの乗った浮世ポテトサラダなど、多種多様な品々が並び、訪れるたびに新しい発見があります。
その他の魅力的なアラカルトメニューとしては、極厚で食べ応えのある「雲仙ハムカツ」、新鮮な「生牡蠣」、まろやかな「白子ポン酢」、香ばしい「藁焼きと炙り鯖寿司」、そして〆には「ズワイ蟹とイクラの土鍋ご飯」や、濃厚なチーズとトリュフの香りが食欲をそそる「トリュフリゾット」が人気を集めています。トリュフリゾットは、追加料金でさらにたっぷりのトリュフを堪能することも可能です。食後には、創業150年の歴史を持つ円頓寺・麩柳商店特製の麩饅頭がデザートとして提供され、細部までこだわりを感じさせます。
コース料理としては、しゃぶしゃぶ鍋や八寸盛り合わせなど9品に90分飲み放題が付いた「葉牡丹コース」が7,300円(税込)、または「椿コース」が6,800円(税込)で提供されています。飲み放題には生ビールなども含まれ、さらに2,200円の追加で山崎ハイボールや希少な日本酒「而今」なども楽しめるプレミアム飲み放題への変更も可能です。ドリンクにもこだわりが見られ、希少な日本酒の他、クラフトビールやクラフトジンなど、造り手の想いが伝わる豊富な酒類が揃っています。さらに、お茶一つにもこだわりがあり、食事がより一層豊かなものになるでしょう。
「めしや浮世ばなれ」は、夜の利用が中心で、一人当たりの予算は6,000円前後とされています。予約が困難なほどの人気店であり、特に週末などは早めの予約が推奨されています。かつてはホットペッパーでの予約が主流でしたが、現在はTableCheckでのオンライン予約が可能となり、比較的直近の日程でも予約が取りやすくなっているようです。大切な方との特別な夜や、上質な料理とお酒をゆっくりと味わいたい時にぴったりの、名古屋・栄の隠れた名店です。