名古屋市中区栄五丁目、オオタビル1階に位置する「大衆飯酒場 ワイロ」は、活気あふれるネオ大衆酒場として知られています。地下鉄名城線・東山線の栄駅から徒歩約5分、地下鉄名城線矢場町駅からは1番出口より徒歩約5分と、アクセスしやすい立地も魅力です。周辺にはコインパーキングも点在しており、車での来店も検討できます。
「大衆飯酒場 ワイロ」という店名は、「お客様にひいきにしてほしい」という店側の願いが込められており、訪れる人々にとって居心地の良い「もうひとつの居場所」となることを目指しています。店内はガラス張りで開放感があり、スタイリッシュながらも落ち着いた雰囲気が漂う空間が広がっています。大衆酒場の賑やかさと親しみやすさを持ち合わせつつ、おしゃれな要素も取り入れているため、友人との食事はもちろん、一人での利用やデートなど、様々なシーンで気軽に立ち寄ることができます。特に女性客やカップルからも支持を集めているとされ、その居心地の良さが伺えます。
提供される料理は、日本の居酒屋メニューをベースに、台湾や中華料理のエッセンスを巧みに融合させた独自のスタイルが特徴です。「孤独のグルメ」でもおなじみの「毛沢東スペアリブ」は、独自にブレンドされたスパイスが効いており、外はサクッと、中はホロリと柔らかく煮込まれた肉の旨みが口いっぱいに広がる逸品です。「萬幻豚の粗挽き焼売」は、ジューシーでごろごろとした粗挽き肉の食感が楽しめる看板メニューの一つ。また、ツルッとした食感と肉汁の旨みが特徴の「肉汁水餃子」も人気を集めています。これらは「ワイロ」の三大名物とされており、来店時にはぜひ味わいたい料理です。
その他にも、新鮮な鰹を豆醤ソースでいただく「鰹のぷちぷちカルパッチョ」や、プリプリの海老が詰まった「エビ春巻き」、ピリ辛の「四川麻婆豆腐」など、多種多様なメニューが揃っています。季節野菜の浅漬けや干し豆腐の中華サラダといった冷菜から、牛ハラミステーキやジューシー厚切り豚肩ロースなどの肉料理、さらには「タンツーメン(角煮入り海老出汁麺)」や「中華焼きそば」といった〆の一品まで、幅広いラインナップが楽しめます。デザートには「黒糖ミルクタピオカ豆花」や「杏仁豆腐」といったアジアンテイストの甘味も用意されており、食事の締めくくりにぴったりです。
ドリンクメニューも豊富で、アサヒや一番搾りといった定番のビールに加え、台湾のクラフトビールやクラフトジンを多数取り揃えている点が特筆されます。一部のドリンクはショーケースからセルフサービスで選ぶスタイルで、その点もユニークな体験を提供しています。予算はディナーで3,000円から4,000円程度とされており、リーズナブルな価格設定も魅力の一つです。
座席は全30席がカウンター席で構成されており、オープンキッチンから活気ある調理風景を眺めながら食事を楽しむことができます。個室やソファ席の設置はありませんが、カウンター席ならではの距離感で、スタッフとの会話も弾み、アットホームな雰囲気を味わえます。
さらに、「ワイロ」では、当日予約も可能な「WAIROの野口英世コース」や、選べる鍋料理と名物料理がセットになった「WAIROの福沢諭吉コース」といった宴会コースも提供されており、飲み放題付きで利用できます。人気の商品はテイクアウトも可能で、自宅で店の味を楽しむこともできます。また、店内では無料Wi-Fiが利用可能で、キャッシュレス決済として各種クレジットカードや電子マネー、PayPayなどのQRコード決済にも対応しています。全席禁煙のため、快適な空間で食事と会話を満喫できます。