愛知県江南市布袋町北に位置する「きむらや」は、昭和初期から続く老舗のうなぎ料理店です。名鉄犬山線布袋駅から徒歩約7分から10分圏内にあり、専用駐車場も12台完備しているため、公共交通機関でも車でもアクセスしやすい立地が魅力です。地元の方々はもちろん、遠方からもその味を求めて多くの客が訪れる、地域に根ざした名店として知られています。
「きむらや」の最大の特長は、創業以来受け継がれる秘伝のタレと、職人の熟練した技で備長炭を使いじっくりと焼き上げられるうなぎです。三河一色産や浜松産を中心に、その時期に最も良質なうなぎを厳選し、食べ応えを重視した質の高い一品を提供しています。うなぎは関西流の腹開きで捌かれ、蒸さずにタレを二度付けしながら地焼きすることで、外はパリッと香ばしく、中はふっくらとした絶妙な食感に仕上がります。秘伝のタレは愛知の老舗「中川醸造」の特製醤油を使用しており、さらりとした甘さで、うなぎ本来の旨みを引き立てながらも飽きのこない味わいを実現しています。また、米には粒立ちの良い岐阜県産の幻の米「ハツシモ」を、風味豊かな「飛騨山椒」を添え、さらにだし巻きには豊橋のイラコファーム直送の新鮮な卵を使用するなど、細部にわたる素材へのこだわりが、一つ一つの料理の美味しさを高めています。
メニューは、定番のうな重やうな丼をはじめ、ひつまぶし、白焼き、肝焼きなど、うなぎの様々な楽しみ方ができる豊富なラインナップが揃っています。うな丼は梅1,500円から、松3,520円など、ひつまぶしも並2,600円から上4,100円、さらには5人前で12,300円の特上ひつまぶしといった贅沢な選択肢まで用意されています。うなぎが苦手な方には、近江牛を使用したステーキ重や国産牛まぶし丼も提供されており、1,540円のまぐろ丼など、うなぎ以外の選択肢も充実しています。平日昼限定のお値打ちなランチ弁当(うな丼ランチ弁当1,600円、近江牛ステーキ弁当1,600円、日替わりランチ弁当600円)も人気を集めています。一品料理では、うなぎの長焼きや白焼きが3,850円、肝焼きが500円、出汁巻玉子などが用意されており、日本酒や焼酎といったお酒と共に味わうことができます。
店内は落ち着いた雰囲気が漂い、ゆったりと食事ができる空間が広がっています。1階はテーブル席が中心で、家族での食事や親しい友人との会食、接待などにも適しています。2階には靴を脱いで上がる座敷席があり、最大18名まで貸し切り利用が可能です。慶事や法事、忘年会、新年会といった大人数での集まりにも対応しており、用途に応じた使い分けができます。8名様以上で利用できるコース料理も用意されており、5,500円から7,700円まで予算に応じた選択が可能です。アレルギーや苦手な食材にも相談に応じてくれるなど、きめ細やかなサービスも提供されています。
さらに、きむらやの味を自宅で楽しめるテイクアウトサービスも充実しており、うなぎ弁当や一品料理の持ち帰りが可能です。ひつまぶし弁当には、自宅でひつまぶしの様々な食べ方を楽しめるよう、お持ち帰り用の鰹出汁や薬味も付いてきます。支払い方法には、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなどのクレジットカードや、PayPay、d払い、au Payといった各種電子マネーも利用できるため、利便性も高いお店です。