愛知県名古屋市中区栄3丁目12−18 メルカドビル2F4Fに位置していた「焼き鳥 もつ鍋 海鮮 個室居酒屋 九州小町 栄 プリンセス大通店」は、かつて名古屋の中心部、栄のプリンセス大通りで賑わいを見せていた九州料理専門店でした。この店舗は、地下鉄東山線または名城線の栄駅から徒歩約3分から5分、名城線矢場町駅からも徒歩約3分から5分と、アクセスしやすい立地にありました。丸栄や松坂屋、パルコ、ラシックといった商業施設からも近く、買い物帰りの食事にも利用しやすい場所として知られていました。しかしながら、本店舗は2023年12月30日をもって閉店しております。
かつての「九州小町 プリンセス大通店」は、九州の郷土料理を主軸とした居酒屋として、その趣のある内装と多彩な個室が特徴でした。店内には総席数150席を有し、デートに最適なカップルシートが4席、接待や合コン、女子会に利用できる完全個室が9席、少人数から利用可能なテーブル席が60席、足元をゆったりと過ごせる掘りごたつ席が80席用意されていました。さらに、少人数向けのソファー席1席や、お洒落なロフト席も3席あり、様々なシーンに対応できる空間が提供されていました。貸切利用も可能で、最大70名様までの宴会に対応しており、平日であれば20名様から貸切の相談が可能でした。お一人様でも気軽に利用できるよう、カウンター席も設けられていました。
メニューは九州料理が名物で、中でも「牛もつ鍋」は醤油、白味噌、白湯の3種類の味から選べ、プリプリの牛もつと秘伝のだしが人気を集めていました。追加トッピングで牛もつ、キャベツ、ニラ、もやし、豆腐、チャンポン麺、雑炊、ラーメン、卵なども楽しめました。また、独自ルートで仕入れたこだわりの「馬刺し」も自慢の一品で、赤身や霜降りに加え、希少部位のフタエゴやタテガミも提供され、三種盛り合わせは特に人気でした。店長おすすめの「薩摩赤鶏炭火焼」は、備長炭で豪快に焼き上げられ、香ばしさとジューシーさが特徴でした。他にも、黒豚手こねつくね串(塩、タレ、おろしポン酢、月見、明太子、チーズ、柚子胡椒から選べる)、黒豚餃子フォンデュ、鹿児島枕崎産ぶえん鰹など、九州の「うまかもん」が一堂に会していました。おつまみには枝豆、ピリキュウ、冷奴、タコワサビ、博多名物ごま鯖、ゆで豚おろしポン酢、明太子だし巻、からしレンコンなど、多種多様な酒肴が揃っていました。
料金は、ディナーの客単価が3,000円から4,000円程度とされており、コース料理は2,980円から豊富に用意されていました。特別なサービスとして、飲み放題付きコースでは2時間が3時間に無料延長されるサービスが提供されており(金・土・祝前日を除く)、宴会利用に大変便利でした。テイクアウトも可能で、電話で事前にオーダーすることで待たずに受け取ることができました。サプライズやお祝い事にも対応しており、クロークサービスも利用できました。店内は分煙されており、禁煙席も用意されていました。
このように、「焼き鳥 もつ鍋 海鮮 個室居酒屋 九州小町 栄 プリンセス大通店」は、その豊富な九州料理と多彩な座席、そしてきめ細やかなサービスで、栄エリアの居酒屋として多くの人々に親しまれていました。