名古屋市千種区の閑静なエリア、四谷通に佇む「割烹本山サカナ」は、その旧名「海鮮小料理 うおごころ 魚志 sei」としても親しまれてきた割烹料理店です。地下鉄東山線および名城線の本山駅5番出口からわずか徒歩1分という、抜群のアクセスを誇るラフォーレ四谷の1階に位置しています。駅からの近さは、初めて訪れる方にも分かりやすく、気軽に立ち寄れる利便性を提供しています。駐車場は完備されていませんが、店舗周辺には多数のコインパーキングがあるため、車での来店も可能です。
「割烹本山サカナ」の大きな特徴は、「いい魚といい酒を嗜む大人が集う」というコンセプトにあります。石川県に近い日本海で獲れた、身が引き締まり旨味が凝縮された鮮魚を、金沢から直送で仕入れています。特にのどぐろや天然本まぐろ、白海老、蟹といった高級魚介を豊富に取り揃えている点が、魚料理への強いこだわりを感じさせます。単に新鮮なだけでなく、鮮魚を花藻塩で熟成させるというひと手間を加えることで、さらに奥深い旨味を引き出していると評判です。
店内は、ジャズが心地よく流れる落ち着いた和モダン空間が広がっており、大人のデートや接待、大切な方との記念日など、幅広いシーンで利用されています。総席数は47席で、広々としたカウンター席は、職人の手捌きを目の前で楽しめる特等席として人気を集めています。また、人数に合わせて利用できる多様な完全個室や半個室も完備されており、プライベートな時間を過ごしたい方々から高い支持を得ています。ソファ席も用意されており、ゆったりとくつろぎながら食事を楽しめる工夫が凝らされています。店内は全席禁煙ですが、入口付近に灰皿が設置されているため、喫煙者も配慮されています。
提供される料理は、金沢直送の旬の魚介を活かした刺身、焼き物、煮物、そして自然栽培の野菜を使用したおばんざいなど、多岐にわたります。特に、お造りには390年もの歴史を持つ金沢ブランドの「直源醤油」を使用し、「金沢の魚を金沢の醤油で食べる」という趣向を凝らした提案がされています。ランチタイムには、「名物ランチ本日のおさかな膳」(一例としてカツオレア竜田揚げ膳が1980円)や、様々な海の幸が楽しめる「二段重海鮮松花堂御膳」(2280円)、のどぐろや白海老も入った「約七種熟成お造り盛り合わせ御膳」(2980円)などが用意されており、昼から本格的な海鮮料理を堪能できます。ディナータイムは、おまかせおばんざい盛り(8種類で2800円)や、花藻塩じめ熟成お造り盛り合わせ(一人前1850円)といった逸品料理が揃います。コース料理も充実しており、5,000円から予算に応じたプランがあり、7,000円コースには高級魚ののどぐろが、10,000円コースにはトリュフやキャビアがあしらわれるなど、特別な日を彩る華やかな内容も提供されています。〆には「菓匠sei」の創作和菓子も楽しめ、持ち帰りも可能です。
ドリンクメニューも充実しており、料理に合わせたビール、日本酒、焼酎、ワインが豊富に揃っています。特に日本酒は常時約15種類が用意され、なくなり次第入れ替わるため、訪れるたびに新たな出会いが期待できます。錫製の酒器で提供される日本酒は、その口当たりがまろやかになると好評です。魚料理との相性を考え、辛口のロゼワインを中心にセレクトされている点も特徴です。
支払いは各種クレジットカードやPayPayに対応しており、ディナータイムには席料が別途発生します。お店の営業時間外である14時から17時の間は、電話での予約や問い合わせに集中しているため、スムーズな案内が期待できます。公式ウェブサイトからのオンライン予約も可能で、利便性が高められています。お子様連れの利用は、周囲のお客様への配慮ができる場合に限り受け入れられるため、事前に確認することをお勧めします。誕生日や記念日などのお祝い事には、サプライズ演出の相談も可能です。