福井県三方上中郡若狭町熊川の歴史ある熊川宿に佇む「熊川宿 伍助」は、良質な国産うなぎと最高ランクのA5若狭牛ステーキを同時に堪能できる、稀有な魅力を持つ料亭です。重要伝統的建造物群保存地区に選定された風情ある熊川宿に溶け込む古風な外観は、訪れる人々を落ち着いた和の空間へと誘います。
アクセスは、JR小浜線若狭有田駅から約6.3kmと距離がありますが、舞鶴若狭自動車道若狭上中ICからは車で約13分とアクセスしやすく、8台分の広々とした駐車場も完備されています。西日本JRバスの若江線「橘町」バス停からは徒歩約2分(約91m)、「道の駅若狭熊川宿」バス停からも徒歩約2分で到着できるため、公共交通機関を利用する際も便利です。道の駅「若狭熊川宿」の隣に位置し、鯖街道沿いにあるため、観光やドライブの途中に立ち寄るのに最適な立地です。
「熊川宿 伍助」の料理哲学は、「一度で二度美味しい」至福の体験を提供することにあります。看板メニューは、その名も贅沢な「伍助宝箱」、あるいは「モ〜鰻まんぷく重」と呼ばれる一品です。香ばしく焼き上げられた鰻の蒲焼きと、口の中でとろけるような柔らかさの若狭牛ステーキがご飯の上に美しく盛り付けられており、両者の旨味が織りなすハーモニーを存分に味わえます。鰻は、関西風の焼き方で、蒸さずに網の上で一尾一尾丁寧に焼き上げられ、身はふっくらとしながらも皮はパリッと香ばしい仕上がりです。長年受け継がれてきた秘伝のタレが、その極上の風味を一層引き立てます。一方、若狭牛は、サシが密できめ細かく、風味が良いとされるA5ランクのブランド和牛が使用されており、身体に良いとされるオレイン酸を豊富に含んでいるため、口どけの良い食感が特徴です。薬味として添えられる岩塩を少しつけて味わえば、肉汁と塩味が絶妙に絡み合い、より一層の旨味を感じられます。
また、特別な日や団体での利用には、事前予約制の「伍助御膳」がおすすめです。うなぎの蒲焼き、若狭牛ステーキに加え、肝串、うなぎの骨せんべい、若狭牛のすじ煮込み、ご飯、肝吸い、デザートまで付いたフルコースで、予算や好みに応じて内容の相談も可能です。鰻重は「うな重(上)国産うなぎ」が4,980円、「うな重(特上)国産うなぎ」が7,290円で提供されており、吸物はプラス100円で肝吸いに変更できます。ご飯の大盛りもプラス100円で対応しています。
店内は全30席がテーブル席で構成されており、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめます。少人数での利用からグループでの会食まで対応可能な個室が充実している点が特徴です。4名様用の個室が3部屋、6名様用の個室も1部屋用意されており、これらの個室の仕切りを開放することで、最大12〜14名様まで収容可能な宴会席としても利用できます。入口には手すりとスロープが設置されており、車椅子での入店も可能なため、幅広い層の利用者が安心して訪れることができます。店舗全体が禁煙となっており、快適な空間で食事を堪能できます。
サービス面では、テイクアウトに対応しており、自宅で「熊川宿 伍助」の味を楽しむことも可能です。支払いは各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)や交通系電子マネー、楽天Edy、nanaco、WAON、QUICPayなどの電子マネーに対応しているため、利便性が高いです。子供連れの来店も歓迎されており、お子様用の椅子も2つ用意されています。また、かつて人気テレビ番組「笑ってコラえて!」の「ダーツの旅」コーナーで先代が紹介され、司会の所ジョージさんから直筆のメッセージが届いたというエピソードも、この店の魅力の一つとして語り継がれています。公式LINEアカウントも開設されており、最新情報を受け取ることも可能です。