石川県金沢市尾張町に位置する「sonrisa(ソンリッサ)」は、スペイン語で「ほほえみ、笑顔」を意味する店名の通り、訪れる人々が笑顔になれるような温かい雰囲気のスペイン料理店です。藩政時代からの歴史ある商人のまち尾張町にあり、ひがし茶屋街からもほど近い場所に位置しているため、観光の合間にも立ち寄りやすい立地です。お店の前に掲げられたスペイン国旗とにっこり笑ったパエリア鍋の看板が目印で、外からも店内の明るい雰囲気をうかがい知ることができます。店内にはスペイン産のチーズや食材、ワインの物販スペースも併設されており、自宅でも本場の味を楽しむことができるのも魅力の一つです。
アクセスは、金沢駅から徒歩約22分から29分程度とやや距離がありますが、路線バスや城下町金沢周遊バス、金沢ふらっとバスを利用すれば「尾張町」や「橋場町金城楼前」などのバス停から徒歩数分で到着できます。車で訪れる場合は、周辺のパーキングを利用することが推奨されています。
「sonrisa」のコンセプトは、食の宝庫である金沢の旬の食材と本場スペイン産の食材を組み合わせた、本格的なスペイン料理を提供することにあります。木の温もりを感じるモダンでお洒落な店内は、カジュアルながらも特別な雰囲気を演出しており、グループでの利用に適した大きなテーブル席や、プライベートな食事に最適な2名用のテーブル席も用意されています。カウンター席も備えられており、様々なシーンで利用しやすい工夫が凝らされています。店内は全席禁煙で、お子様連れでも安心して利用できる環境が整っています。
メニューは、本場スペインの味を追求しつつ、金沢の旬の食材を積極的に取り入れた魅力的なラインナップが特徴です。特に評判が高いのは、世界三大生ハムの一つであるスペイン産「ハモン・セラーノ」や最上級生ハム「イベリコ・ベジョータ」の食べ比べで、独特の深いコクと味わいが堪能できます。
ランチタイムには、コストパフォーマンスに優れたセットメニューが提供されています。例えば、「本日のシェフランチ」は、メインに肉料理か魚料理を選べるほか、スープ、サラダ、イタリア産パンが付いており、リーズナブルな価格で本格的な味が楽しめると評判です。その他にも、人気の「イベリコ豚丼」や「本日のアヒージョランチ」、そして一人分から注文可能な「本日のパエリアランチ」も人気です。パエリアは、シーフードやイベリコ豚など、常時3種類ほどから選ぶことができ、日本人の口に合うように薄味で仕上げられています。土日祝日には、限定のランチコースも提供されており、スペインワインと共にゆったりとしたランチタイムを過ごすことができます。
ディナーでは、イベリコ豚のしゃぶしゃぶや、肉厚なナバラ産ホワイトアスパラガスのサラダ、海老とニンニクのシンプルなアヒージョなど、多彩なスペイン料理が楽しめます。仔羊のローストも人気で、生後約3週間の乳飲み仔羊『レチャル』や生後約3ヶ月の『レセンタル』といった希少な部位も提供されており、ラム肉特有の臭みが少なく柔らかい肉質が特徴です。コース料理も充実しており、生ハムの前菜からデザートまで、スペイン料理を存分に味わえるプランも用意されています。
特別なサービスとしては、予約やテイクアウトの注文、お得な情報が得られる公式アプリが提供されており、スタンプ機能も付いています。また、イベリコ豚のしゃぶしゃぶコースやパーティープランには、ミニデザート追加サービスなどの特典が用意されている場合があります。店舗貸し切りも可能で、歓送迎会や女子会、ママ会など、様々なニーズに対応できる柔軟なサービスを提供しています。お店の公式インスタグラムを通じて最新情報やイベント情報も発信されており、フラメンコなどのスペイン文化を感じられるショーやイベントの開催も計画されているなど、単なるレストランに留まらない、スペインの魅力の発信地としての役割も担っています。