東京都豊島区西池袋に位置する「食彩雲南 西池袋店」は、2024年3月に「食彩 ムーさんの蒸鍋館」として東京都豊島区西池袋1-28-1 第二西池ビル6Fに移転リニューアルオープンしました。池袋駅西口からすぐの場所に位置しており、アクセスは抜群です。この店舗は、中国雲南省の本格的な料理を提供する専門店として、多くの美食家から注目を集めています。
「食彩 ムーさんの蒸鍋館」のコンセプトは、健康と美味しさを追求した雲南料理の提供にあります。中国の西南部に位置する雲南省は、多様な民族が暮らす地域であり、その食文化は「医食同源」の思想に基づいて発展してきました。タイ料理やベトナム料理に似た民族料理や、四川料理をアレンジした辛味と酸味のバランスが特徴です。特に、天麻、三七、クコの実といった漢方や、野菜、キノコなど豊富な天然食材の風味や栄養を活かした料理が揃っています。
店内で提供される料理の中でも、名物として知られるのが「過橋米線(かきょうべいせん)」と「汽鍋(チーグォ)」です。「過橋米線」は、国産米粉を使用した米麺料理で、鶏ガラをベースにしたこだわりのスープが特徴です。低カロリーで低脂質、小麦を使用していないためヘルシーに楽しめる一品として人気を集めています。種類も豊富で、「昔から昆明伝統の味の本場小鍋米線」は880円程度、「伝統過橋米線」は1,188円(税込)、「いろいろキノコ付き山の幸の過橋米線」は1,408円(税込)で提供されています。後者は酸辣味やトマト味も選択でき、それぞれ追加料金が発生します。
もう一つの看板メニューである「汽鍋」は、水を一切使わずに5時間かけてじっくりと煮込む薬膳スープです。食材から滲み出る旨みが凝縮されたヘルシーなスープは、「マツコの知らない世界」でも紹介され、絶賛された実績があります。「鶏肉の汽鍋蒸し薬膳スープ」は1,408円(税込)、「香ばしいキノコ・鶏肉の汽鍋蒸し薬膳スープ」は1,848円(税込)で味わえます。
さらに、日本では珍しい「雲南蒸汽石鍋料理(うんなんじょうきいしなべりょうり)」も提供されています。これは水や油を一切使わず、強力な水蒸気で魚や肉、野菜を一気に蒸し上げる調理法で、非常にヘルシーかつ食材本来の旨みを存分に引き出します。調理前に鍋から勢いよく蒸気が吹き上がる様子は、視覚的にも楽しめるエンターテイメント性も持ち合わせています。「雲南蒸汽石鍋魚」や「蒸気山芋羊スープ」はそれぞれ3,278円(税込)から、旬の海鮮を贅沢に味わえる「蒸汽海鮮セット」は4,488円(税込)で楽しむことができます。
その他にも、「干鍋(ガングォ)」と呼ばれる汁なし鍋や、「滷味(ルーウェイ)」という中国の煮物など、本格的なガチ中華が多数用意されています。前菜からメイン料理まで幅広いメニュー構成で、様々な雲南の味を堪能できます。「手羽先干鍋」は1,188円(税込)、「スペアリブ干鍋」は1,408円(税込)です。また、「胡瓜、ピーナッツの玉葱和え」は748円(税込)、「5種類の前菜盛り合わせ」は1,518円(税込)です。
ドリンクメニューも充実しており、各種ビール、サワー、カクテルに加え、中国ならではの紹興酒も豊富に取り揃えられています。日本酒や焼酎も用意されているため、好みに合わせて選べます。
座席は、4名様、6名様、10名様用の個室が完備されており、プライベートな食事やビジネスシーンにも対応しています。店内奥には区切られたスペースがあり、円卓席も用意されているため、中華料理ならではの雰囲気を味わいながら食事ができます。このスペース全体を使用すれば、40名様程度の団体利用も可能です。また、貸切にも対応しており、60名様から最大100名様までの大型宴会にも利用できる広々とした空間です。
特別なサービスとして、大人数での貸切利用時には、料理100種以上の食べ飲み放題コースも選択可能です。当日仕入れの新鮮な海鮮を用いたメニューも用意されており、季節ごとに異なる旬の味覚を楽しむことができます。