東急目黒線武蔵小山駅から東口を出て徒歩わずか2分の場所に位置する「武蔵小山 神鶏」は、アクセス至便な立地でありながら、隠れ家のような趣も兼ね備えた鶏料理専門の居酒屋です。武蔵小山駅から167mの距離にあり、また西小山駅からも徒歩10分(750m)で訪れることが可能です。荻窪を本拠地とする「神鶏」は、株式会社ハイスタンドが運営し、「フィンガーフードを世界に広げる」という企業コンセプトを掲げています。
店内へ足を踏み入れると、古民家を思わせる温かみのある空間が広がり、訪れる客をドォンと鳴り響く太鼓の音で迎え入れるというユニークな演出が、来店客の心を掴みます。このおもてなしは、食事の始まりを特別なものにする、神鶏ならではのサービスの一つとして知られています。
提供される料理の中心は、一本一本丁寧に手打ちされた国産鶏の焼き鳥と、鶏の旨味が凝縮された水炊きです。焼き鳥は、定番の鶏ももやぼんじり、せせり、なんこつ、ささみ、だんご、豚バラといった部位に加え、血肝(レバー)、砂肝、はつなどの肝類も充実しています。さらに、心残り、ソリレス、せぎも、あずき、ぜんい、さえずりといった希少部位も日替わりで提供されることがあり、売り切れ御免の人気メニューとなっています。焼き鳥の価格帯は、博多とりかわが1本166円(税込)からと手頃に楽しめます。
肉巻き串も充実しており、ピーマン、アスパラ、トマト、えのきなどを豚肉で巻いたバラエティ豊かな串が揃います。野菜串も、いかだ、ヤングコーン、ししとう、とまと、おくら、ぎんなん、しいたけなど、旬の味が楽しめます。これらの串料理は、塩味とタレ味で提供され、それぞれの素材の味を最大限に引き出すよう工夫されています。
焼き鳥以外の逸品料理も豊富で、ゆず大根やとりかわポン酢、たたききゅうり、チーズ味噌漬け、うめ水晶、しめ鯖炙り、青唐みょうが冷奴、ささみパクチーサラダなど、酒肴にもぴったりなメニューが並びます。刺しものとして極上レバーや馬刺しも提供され、新鮮な鶏肉の美味しさを様々な形で堪能できます。
食事をより豊かにするコース料理も用意されており、焼き鶏6本コースは2,680円(税込)、焼き鶏9本コースは3,180円(税込)で提供されています。これらはサラダ、小鉢、スープ、〆がセットになっており、神鶏の焼き鳥を存分に楽しめる内容となっています。また、日曜日限定で15:00から18:00まで利用できる2時間単品飲み放題が2,200円(税込)で提供されるなど、お得なプランも魅力です。飲み物も、ビールや日本酒といった定番の他、酒とライムを合わせたオリジナルドリンク「サムライロック」が特に人気を集めています。
座席は全部で55席あり、1階はカウンター席が18席、2階はテーブル席が37席で構成されています。1階のカウンター席は喫煙が可能で、2階のテーブル席では加熱式・電子タバコのみ喫煙が可能です。全席喫煙可能ではありますが、2020年4月1日施行の受動喫煙対策に関する法律により、最新の情報と異なる場合があるため、来店前に確認することが推奨されています。個室の用意はありませんが、店内は貸切にも対応しており、50名以上での利用も可能です。特に2階席はフロア貸切で最大35名まで利用できるため、大人数での宴会にも適しています。混雑時には席が2時間制となる場合があるため、ゆったりと過ごしたい場合は事前の確認が望ましいでしょう。
口コミでは、お通しとして提供される大根おろしとしじみの味噌汁が優しい味わいで好評を博しており、特に寒い季節には心温まる一品として親しまれています。また、全メニューがテイクアウト可能であるため、自宅で神鶏の味を楽しむこともできます。メディアで話題となり、SNSでも注目される人気店として、連日多くの客で賑わいを見せています。チェーン店でありながらも高いクオリティの料理とサービスを提供している点も、多くのリピーターを獲得している理由の一つです。