京王井の頭線浜田山駅の出口から徒歩約1分という、利便性の高い立地に佇む「旬彩 あさ野」。フレンドリHAMADAYAMAの2階に位置し、都会の喧騒を忘れさせるような隠れ家的な雰囲気を醸し出しています。この日本料理店は、「食を通じて人々に元気を与えたい」という店主の温かい想いが込められており、細部にまでこだわった本格的な和食を提供しています。
店主である浅野氏は、浜田山で生まれ育った生粋の地元出身者であり、自身の故郷への恩返しという純粋な気持ちからこの店をオープンしました。都内8店舗で料理長を務めた経験を持ち、そのうち5店舗は和食料理店であるという確かな腕前を持つ熟練の料理人です。さらに、イタリアでの修行経験も活かし、日本料理にイタリア食材を取り入れるなど、伝統に新しい息吹を吹き込む工夫も凝らされています。
「旬彩 あさ野」の料理は、その日の仕入れによって内容が替わるおまかせ形式が基本となっており、訪れるたびに異なる旬の味覚に出会えるのが魅力です。食材へのこだわりは深く、築地市場から直接仕入れる鮮度抜群の魚介類に加え、愛媛県八幡浜からは空輸で届く新鮮な魚を厳選して使用しています。また、季節ごとの豊かな野菜もふんだんに取り入れられ、素材本来の旨味を最大限に引き出す丁寧な調理が施されています。定番メニューを持たず、例えば肉じゃが一つにしても使用する肉の種類を変えるなど、お客様を飽きさせない工夫が随所に凝らされています。特に、ホタルイカや筍、アワビ、新生姜、穴子など、その時期ならではの食材を使った土鍋炊き込みご飯は、多くの食通から高い評価を得ています。
ランチタイムは火曜日、金曜日から日曜日の11時30分から14時まで営業しており、最終入店は13時30分です。お昼の予算は一人あたり1,500円から2,000円程度が目安です。ランチメニューには、旬の魚介を味わえる「お刺身御膳」や、海老の天ぷらが香ばしい「あさ野特製海老天丼御膳」、じっくりと煮込まれた魚が魅力の「魚の煮付け御膳」など、彩り豊かな御膳料理が揃います。「日替わりランチ」では、その日に仕入れたおすすめの食材を活かした料理が提供され、どの御膳にもご飯、味噌汁、茶碗蒸し、小鉢2品、漬物、小刺身が付く充実した内容です。人気の「鶏のからあげ御膳」も1,400円で提供されています。
ディナータイムは月曜日と木曜日は18時から23時まで、火曜日、金曜日から日曜日は18時から23時まで営業しており、料理のラストオーダーは22時、ドリンクのラストオーダーは22時30分です。夜の予算は一人あたり5,000円から7,000円程度が目安となります。季節の食材をふんだんに使ったおまかせコースは、7,700円、9,900円、そして14,300円の3種類が用意されており、いずれも全8品で構成されています。予算や人数に応じたコースの相談も可能です。アラカルトメニューも充実しており、「旬野菜の炊き合せ」(858円)、「合鴨ロース煮」(880円)、「黒毛和牛の肉じゃが」(1,100円)、「里芋のコロッケ チーズ入り」(2個715円)、「古白鶏の唐揚げ」(748円)、「とうもろこしのかき揚げ」(715円)、「松茸とアスパラガスの天婦羅」(1,078円)など、工夫を凝らした逸品が揃います。料理との相性を考え厳選された日本酒や焼酎のほか、ワインも豊富に取り揃えられています。
店内の総席数は17席で、落ち着いた雰囲気の中で食事ができるカウンター席も設けられています。以前は個室はありませんでしたが、2025年6月上旬に現在の場所へ移転したことにより、お客様からの要望が多かった個室スペースが新たに確保され、よりプライベートな空間での食事が可能になりました。店内は全面禁煙で、ペット同伴は不可です。貸切利用も可能で、12名から17名までの利用に対応しています。各種クレジットカード(VISA、Master、Amex、Diners、JCB、Discover、銀聯)や電子マネー(Suica、PASMO)、PayPayなどのQRコード決済も利用できるため、支払いもスムーズです。
特別なサービスとして、お祝い事や法事、パーティーなどにも利用できる出張ケータリングサービスも提供しています。一人あたり6,000円から、10名以上から受け付けており、1週間前までの予約が必要です。杉並区内であれば盛り付けまで対応し、自宅や会場で本格的な「旬彩 あさ野」の料理を堪能できます。また、10個以上の注文で3,000円からの幕の内弁当の注文も可能です。これらのサービスは、特別な日や会食を彩るのに最適であり、店主の「食を通して、元気になってもらいたい」という理念が反映されています。