日本酒バルどろんは、東京都新宿区西新宿7-19-21 厳島ビル101に位置する、日本酒とその日本酒に合わせた料理を専門とする隠れ家的なバルです。交通アクセスは主要駅からの利便性が高く、東京メトロ丸ノ内線西新宿駅からは徒歩約2分、都営大江戸線新宿西口駅からは徒歩約4分、さらにJR新宿駅からも徒歩約4分から8分圏内と、多方面からのアクセスに恵まれた場所にあります。
このお店の運営会社は、海外からの旅行者を日本の飲食店に案内するフードツアー事業も展開しており、日本酒バルどろんはその日本酒テイスティングイベントの拠点としても活用されています。そのため、日本の食文化の要である日本酒の美味しさや正しい知識を国内外に広く発信することをコンセプトに掲げています。店内は木を基調とした明るく落ち着いた雰囲気が特徴で、アットホームな空間が広がります。カウンター席とテーブル席が設けられており、総席数は22席(カウンター6席、テーブル16席)です。個室の用意はありませんが、一人で気軽に立ち寄る「一人飲み」から、友人との会食、デート、少人数のグループ利用まで、様々なシーンで落ち着いて日本酒を堪能できる環境が提供されています。店内は全席禁煙となっており、喫煙される方のために店の外に灰皿が設置されています。
日本酒バルどろんの最大の魅力は、利き酒師が厳選した多種多様な日本酒を日替わりで楽しめる点にあります。常時20種類以上の日本酒が用意されており、中にはメニューに載っていない「隠し酒」も存在するため、好みに合わせてスタッフに相談すると、新たな日本酒との出会いが期待できます。日本酒は90mlグラスで550円、180ml徳利で1100円の均一価格で提供されており、様々な銘柄を少量ずつ飲み比べたい方にも適したシステムです。日本酒スパークリングや、自家製国産レモンジンジャーで割ったオリジナルの「にほんしゅカッシュ」といったユニークなドリンクもラインナップされています。特に、メジャーな銘柄だけでなく、地方で親しまれている流通の少ない珍しい地酒に焦点を当てており、「すっきりめ」「やっぱり辛口」「店長おすすめ」「でも個性的」といった、日本酒初心者にも分かりやすいタイプ分けがされています。
日本酒と相性の良い料理も豊富に提供されており、熟練の料理長が腕を振るう本格的な和のテイストの一品料理が揃っています。例えば、「日本酒のあて盛り合わせ(10種類)」は1080円で、のどぐろせんべい、芋けんぴ、ドライトマト、燻製ピーナッツ、ポテトサラダ、クリームチーズいぶりがっこ、からみそ胡瓜、合鴨ロース煮、卵黄醤油漬クラッカーなど、日本酒の味わいを引き立てる工夫が凝らされています。その他、「三浦野菜のディップ」(680円)には日本の発酵食品である自家製醤油こうじ青唐辛子みそが添えられ、発酵調味料をアクセントにした料理が充実しています。「自家製 肉汁あふれる焼き餃子」(580円)や「自家製 燻製盛り合わせ」(720円)、豊洲から直送される新鮮な「産地直送 刺身の盛り合わせ」(1280円)、「特製サバかつ」(620円)、広島レモンで煮込んだ「岩中豚の広島レモン鍋風煮込み」(1380円)など、こだわりのメニューが並びます。ディナーの平均客単価は3000円から3500円程度と、気軽に利用できる価格帯です。また、日本酒飲み放題付きのコース(例:6050円)も提供されており、心ゆくまで日本酒と料理を楽しみたい方にもおすすめです。
特別なサービスとしては、PayPayなどのQRコード決済に対応しており、支払いの利便性が高いです。店内では無料Wi-Fiが利用可能で、電源も完備されているため、ビジネスシーンでの利用やスマートフォンの充電などにも対応できます。車椅子での入店も可能であり、誰でも利用しやすいバリアフリーに配慮された設計です。日本酒の知識に長けたソムリエが在籍しているため、日本酒選びに迷った際には、自身の好みや料理に合わせた最適な一杯を提案してもらうことができます。海外からのお客様も多いことから、英会話に対応可能なスタッフもおり、外国人観光客にとっても安心して楽しめる環境が整っています。お子様連れでの来店も可能とされており、幅広い客層に門戸を開いています。
なお、最新の情報によると、現在、人材不足のため一時的に営業を停止しているとされています。営業再開の目途が立ち次第、改めて案内されるとのことですので、訪問を検討する際は、事前に店舗の公式情報などで最新の営業状況を確認することが推奨されます。