JR新橋駅から徒歩2分、または新橋駅A1出口から徒歩3分、東京メトロ銀座線新橋駅から徒歩4分の好立地に位置する「串焼き 青樹 本店」は、新橋らしい賑やかで活気あふれる雰囲気で多くの人に親しまれている居酒屋です。かつて有楽町に店を構え、その後現在の新橋に移転したとされており、その歴史とともに地域に根差した存在となっています。店先には年季の入ったレトロなポスターが飾られ、どこか懐かしさを感じさせる外観が特徴で、店の前が車の通行が少ないことから外飲みも可能で、周辺の店もこれに倣って外に椅子やテーブルを出すようになったという逸話が残されています。
「青樹 本店」の魅力は、そのリーズナブルな価格設定と、職人が日々丹精込めて焼き上げる質の高い串焼きにあります。特に名物とされているのは、もつ焼きと串焼きの数々です。モツ焼きは2本で200円、焼き鳥は2本で290円と、1本あたりの価格は有楽町時代から据え置きという、利用客に嬉しい価格で提供されています。カシラ2本200円、ネギ焼2本240円、正肉2本280円など、多様な串が楽しめます。初めて訪れる人には「もつ焼き盛り合わせ(500円)」がおすすめです。カシラ、タン、ハツ、シロ、レバーの5種類の部位が一本ずつ盛り合わせになっており、それぞれの異なる食感や旨味を一度に堪能できます。特にレバーは新鮮で臭みが少なく、美味しいと評判です。また、毎日5キロのモツを仕込み、2〜3日かけてじっくり煮込んだ「煮込(300円)」も、常連客に愛される一品です。あっさりとした味わいながらも、モツの旨味が凝縮されており、豆腐入りの煮込みも480円で提供されています。さらに、女性に人気のヘルシーな「生春巻き(300円)」などもメニューに並び、幅広いニーズに応える料理が揃っています。
ドリンクメニューも充実しており、生ビール(キリン一番搾り450円)をはじめ、白鶴のコップ酒(250円)、酎ハイ(250円)などが手軽な価格で楽しめます。焼酎のボトルキープも可能で、3ヶ月間のキープ期間が設けられています。ボトルをキープすると、炭酸、氷、水、お湯は無料で提供され、レモンや梅干しは有料で追加できます。限定品の「赤霧島」もボトルキープが可能となることがあり、焼酎好きには見逃せないサービスです。
店内は、一人でも気軽に立ち寄れるカウンター席が用意されており、仕事帰りの一杯や、仲間との語らいの場として利用されています。2階と3階のフロアは貸し切りも可能で、宴会などでの利用にも適しています。コース内容や人数、要望に応じて相談ができるため、様々なシーンで活用できるでしょう。個室の用意はありませんが、どこか懐かしい大衆酒場の雰囲気が漂い、連日多くのサラリーマンや友人で賑わいをみせています。冬場には、もつ煮込みへのこだわりから生まれた「もつ鍋」も提供されており、体を温める一品として人気を集めています。