東京都港区西麻布に位置する「香港料理 申申西麻布店」は、本格的な香港料理をカジュアルな雰囲気で楽しめる人気のレストランです。最寄りの東京メトロ日比谷線広尾駅からは徒歩約6分から8分、六本木駅からは徒歩約10分とアクセスしやすい立地であり、都営バス西麻布バス停からも非常に近く、徒歩約15秒で到着します。
店内は間接照明が心地よく灯る落ち着いた空間が広がっており、広々としたアットホームな雰囲気が魅力です。食事を囲んで和やかに過ごせるテーブル席が中心で、座席数は34席設けられています。個室やカウンター席の用意はないものの、静かで落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと食事を堪能できます。店内は全席禁煙で、クリーンな環境で料理を楽しめるよう配慮されています。
「香港料理 申申西麻布店」の料理は、皮からすべて手作りされる本格的な点心や、独自のこだわりが光る一品料理が特徴です。オーナーである大島申申氏が、日本食の食材として認識されていた「ほや」を中華料理に取り入れるというユニークな発想から生まれた「ほやのオイスター炒め」は、今やグランドメニューとして定着し、来店する常連客が必ず注文するほどの人気を誇ります。この料理は、自家製のネギ油や醤油、オイスターソースとの相性が抜群で、ふんわりともちもちとした食感が「牡蠣のよう」と評されることもあります。このほかにも、広東風の味付けをベースとしながらも、シェフ独自の「私房菜(プライベートキッチン)」の考え方に基づき、一つ一つの料理に創意工夫が凝らされています。
ランチタイムには、ミニチャーハンが付く麺類が充実しており、香港ワンタン麺、担々麺、マーボー麺、チンジャオロース麺など、様々な種類の麺料理が提供されています。ランチの価格帯は、およそ700円から1,300円程度で、気軽に本格中華を楽しめます。ディナータイムは、平均して4,000円程度の予算で、豊富なアラカルトメニューを堪能できます。
メニューには、自家製の点心として、焼き餃子、セロリ水餃子、香港もち米焼売、鶏もみじ豆鼓蒸し、特製蓮葉ちまき、チャーシューまんなどが並びます。点心以外にも、コーンスープやフカヒレとカニスープといったスープ類、カボチャと牛肉の旨味炒め、車えびの香味炒め、黒酢の酢豚など、肉料理や野菜料理にもこだわりが見られます。また、食後にはマンゴープリンや杏仁豆腐、タピオカココナッツといった自家製デザートも楽しめます。料理は野菜料理や肉料理へのこだわりが強く、店内ですべて仕込まれるという徹底ぶりです。
ドリンクメニューも充実しており、ビール、焼酎、ワイン、ウイスキーなどが取り揃えられています。予約が可能で、インターネットからの予約も受け付けており、来店がスムーズです。また、多くのメニューはテイクアウトにも対応しており、自宅で本格的な香港料理の味を楽しむことも可能です。
「香港料理 申申西麻布店」は、広尾や六本木エリアで、手作りの温かみと本格的な味わいが融合した香港料理を求める方におすすめの一軒です。