上野アメ横の活気あるエリアに佇む「Coffee by Jalana」は、長年の歴史を持つインポートアパレルショップ「Jalana」が手掛けるコーヒースタンドとして、2021年9月1日にその扉を開きました。ファッション、コーヒー、そしてカルチャーを融合させたこの店舗は、上野の街に新たな息吹を吹き込んでいます。アクセスは非常に便利で、御徒町駅からわずか183mの距離に位置し、東京メトロ銀座線上野広小路駅A7出口や日比谷線仲御徒町駅A7出口からは徒歩約2分、JR山手線御徒町駅からも徒歩2分圏内です。また、JR上野駅中央改札出口からも徒歩約5分と、多方面からのアクセスに優れており、アメ横の散策中に気軽に立ち寄れる絶好のロケーションにあります。
店舗のコンセプトは、1950年代のアメリカンダイナーをイメージしており、その内外装は併設するアパレルショップ「Jalana」と同様に、インポート物に徹底的にこだわってデザインされています。まるで西海岸のガレージのような雰囲気は、訪れる人々に非日常的な空間体験を提供し、細部にまでこだわりが感じられる造りとなっています。ドアのないスタンド式のオールドスタイルが特徴で、イートインはもちろん、テイクアウトしてアメ横を散策しながらコーヒーを楽しむことも可能です。店内はコンパクトながらも洗練された空間が広がり、ふらっと立ち寄って一息つくにも、隣接するアパレルアイテムを眺めるにも最適な心地よさを提供しています。
「Coffee by Jalana」の核となるメニューは、こだわり抜かれたオリジナルブレンド「AMEYOKO REGULAR COFFEE」です。グアテマラ、タンザニア、エチオピア産の3種類の最高級豆をバランス良く配合し、カーチスの最新機器「セラフィム」で丁寧に抽出することで、爽やかな香りと心地よい酸味、そしてすっきりとした後味を実現しています。コーヒーはS、M、Lの3サイズから選べ、Lサイズはいわゆるアメリカンサイズで提供されます。また、コーヒー以外にも、ミルクのおいしさを追求したカフェラテや自家製ココアなど、多彩なカフェメニューが充実しています。自宅でもこの味を楽しめるよう、オリジナルブレンドのコーヒー豆は100g、200g、ドリップ5個セットで公式オンラインショップでも販売されています。
コーヒーとともに楽しめるフードメニューとして、ホットサンドとニューヨークのソウルフードであるチキンオーバーライスが用意されています。ホットサンドはチーズビーフとツナメルトの2種類があり、小腹を満たすのにちょうど良いボリューム感です。日本ではまだ提供している店舗が少ないチキンオーバーライスは、本場の味を上野で堪能できる貴重な一品であり、ランチタイムにコーヒーと合わせて楽しむのもおすすめです。
ドリンクメニューはコーヒーやカフェメニューに留まらず、アルコールの提供も行っています。特にクラフトビールは豊富に取り揃えられており、アメリカのバドワイザー、ドイツのシェッファーホッファー、ベルギーのニュートンなど、世界各国の銘柄を楽しむことができます。生ビールにはハートランドが、また多様な瓶ビールも用意されているため、仕事帰りや上野散策の締めくくりに、立ち飲み感覚で気軽に一杯を楽しむのも良いでしょう。さらに、地域との連携も図っており、上野アメ横の老舗「松葉屋」のミックスナッツや、築地の「丸武」の卵焼きとコラボしたホットサンドなど、下町ならではのカルチャーを取り入れた特別なメニューも提供されています。
座席は個室やソファ席の用意はなく、貸切も不可となっていますが、総席数16席のこぢんまりとした空間は、賑やかなアメ横の中で、落ち着いて過ごせる場所を提供します。基本的にはテラス席の利用がメインとなるため、開放的な雰囲気の中で飲食を楽しむことができます。店舗は全席禁煙となっています。
支払い方法については、現金以外にクレジットカード(VISA、Master、Amex、Diners、JCB、銀聯)や電子マネー(Suica、PASMO、ICOCA、iDなど各種交通系ICカードに対応)、QRコード決済(PayPay、Alipay、WeChat Pay)が利用可能で、利便性が高いです。予算はドリンクや軽食を中心に、概ね1,000円以内での利用が想定されます。
特別なサービスとして、テイクアウト用の待ちスペースが設けられており、スムーズな購入が可能です。また、ペット同伴が可能であるため、ペットと一緒に上野散策を楽しむ方々にとっても嬉しいポイントです。店舗では新型コロナウイルス感染症対策にも力を入れており、入店時の消毒液設置、席ごとの一定間隔確保、非接触型決済の導入、従業員の検温・マスク着用・頻繁な手洗い、換気設備の設置、備品や卓上設置物の消毒、トイレのハンドドライヤー使用中止など、利用者が安心して過ごせる環境づくりに配慮しています。さらに、トレンドに捉われないファッション、ドリンク、音楽、カルチャーを発信し続けることを目標に掲げ、定期的に新進気鋭のアーティストを招いた音楽イベントを開催するなど、上野から多様なカルチャーを発信する拠点としての役割も担っています。