JR錦糸町駅南口に直結した駅ビル、テルミナの5階レストランフロアにかつて営業していた「とんかつ ぴん 錦糸町テルミナ店」は、2024年1月14日または15日をもって閉店いたしました。錦糸町駅からわずか徒歩1分(約45メートル)という大変便利な場所に位置しており、アクセスしやすい店舗でした。東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅からも徒歩圏内でした。
ビアホールで知られるニュートーキョーの系列店であった「とんかつ ぴん」では、やまと豚を使用した熟成豚のとんかつを提供しており、肉、塩、パン粉といった素材へのこだわりが見られました。店内はカウンター席とテーブル席が合わせて30席または34席あり、一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気でありながら、テーブル席で複数人での食事も可能な広さを持っていました。個室の用意はありませんでした。
提供されていたメニューには、ロースかつ定食、厚切りロースかつ定食、大判肩ロースかつ定食といった様々な種類のとんかつ定食がありました。その他にもカツカレーや海老フライなども提供されていたようです。定食には一般的に、ご飯、キャベツ、みそ汁などがついており、これらはおかわり自由だったという声もありました。価格帯については、ランチタイムは1,000円から3,000円程度、ディナータイムは1,500円から3,000円程度という情報や、ランチ1,000円〜1,999円、ディナー2,000円〜2,999円という情報も見られました。
「とんかつ ぴん」の特徴の一つに、こだわりの調味料がありました。席にはわじま海塩やヒマラヤブラック岩塩が用意されており、岩塩プレートで提供されることもあったようです。とんかつソースだけでなく、すりごまを混ぜて使用するスタイルも可能で、様々な味わい方でとんかつを楽しむことができました。利用者の口コミでは、肉質が柔らかいこと、衣がサクサクしていること、ご飯がおいしいといった点が評価されていました。また、特定の曜日にはお得なサービスが提供されており、例えば火曜日はロースかつが、木曜日の夕方以降は厚切りロースかつが割引価格で提供されていた時期もあったようです。
駅から直結という立地の良さもあり、ランチタイムや仕事帰りのディナーなど、様々なシーンで利用されていた店舗でした。残念ながら現在は営業しておりませんが、かつて錦糸町で美味しいとんかつを提供していたお店として記憶されています。