東京都中央区銀座8丁目3-1、GINZA TOKIDEN 7Fに位置していた「しゃぶしゃぶ芭舞」は、銀座という場所にありながら、肩肘張らずに本格的な日本料理と創作しゃぶしゃぶを味わえる店として営業していました。最寄駅からのアクセスは良好で、JR山手線や東京メトロ銀座線の新橋駅からは徒歩およそ2~3分、都営大江戸線の汐留駅や都営三田線内幸町駅からも徒歩5分圏内、東京メトロ銀座駅からも徒歩約6分と、様々な路線からアクセスしやすい場所にありました。
「若い世代にも自分達が培った日本料理を伝えたい」というコンセプトのもと、数々の名店で経験を積んだ熟練の職人が腕を振るい、手間を惜しまずに作られる本格和食や、日本料理の技術を取り入れた創作鍋を提供していました。和食の本流を守りつつも、異文化の要素も積極的に取り入れるといった特徴も持ち合わせていました。店内は落ち着いたおしゃれな空間で、テーブル席やカウンター席に加え、プライベートな食事に適した個室も複数用意されていました。個室の中には、銀座の景色を眺めながら食事を楽しめる部屋もありました。席数は合計42席で、個室は2名から利用でき、最大30名以上での利用も可能でした。ソファー席も設けられていました。
提供されていたメニューは、店名にもあるしゃぶしゃぶを中心に、鰻のすき焼きや牛しゃぶ、火鍋、ペッパーしゃぶしゃぶ、豆腐湯葉しゃぶしゃぶなど、様々な種類の鍋料理がありました。中でも、千葉県下山農場で飼育された希少なブランド豚「ほころ豚」を使用したしゃぶしゃぶは、やわらかな舌触りと甘みのある脂が特長で、都内では珍しい一品として提供されていました。ランチタイムには、うなすき御膳やすきしゃぶ御膳、巻き出し豚汁定食などが用意されており、手軽に店の味を楽しめました。コース料理も充実しており、品数や内容によって価格は異なりましたが、ディナーのコースはおおよそ5,000円から利用可能で、飲み放題付きのコースもありました。〆のメニューも複数から選べ、最後まで食事を堪能できました。ドリンクメニューも豊富で、日本酒や焼酎、ワイン、さらには普段味わえないようなノンアルコールドリンクも提供されていました。個室を利用する際には、別途個室料がかかる場合がありました。
しかしながら、複数の情報源によると、当レストランは2023年5月26日より休業に入り、そのまま閉店したとされています。そのため、現在はこの場所で営業しておりません。