JR池袋駅東口から徒歩約3分から5分ほどの距離に位置する「バインミーシンチャオ 池袋店」は、ベトナムの代表的な名物料理であるバインミーの専門店です。サンシャイン通り方面へ向かう途中のビルの2階にあり、道路に出ている看板やテラス席が目印となります。エレベーターで2階に上がると、目の前に広がるのはおしゃれなカフェのような空間で、異国情緒も感じられるリラックスできる雰囲気が漂っています。店内は決して広くはありませんが、カウンター席やテーブル席に加え、池袋の街並みを眺められるテラス席も備えられています。総席数は約20席という情報もあります。店内は全面禁煙です。
「バインミーシンチャオ」は、「バインミーを味わい、ベトナムを味わい」というコンセプトのもと、ベトナム本場の味と安心できる食材の提供を目指しています。2016年にベトナムからの留学生兄弟によって立ち上げられた企業が運営しており、ベトナムの食文化を日本に広めることや若者の起業家精神、コミュニティサポートを大切な価値観としています。池袋店は2023年2月14日にオープンしました。
メニューの中心はもちろんバインミーです。米粉が使われたパンは外側がパリッとしていながら中はもちもちとした食感が特徴で、ブログなどでは「カリモチ」と表現されています。定番の具材に加え、豊富な種類の野菜やピクルスが挟まれており、栄養バランスも考えられています。特に人気が高いメニューとしては、香ばしい焼き豚肉を挟んだバインミーが挙げられます。その他にも、ベトナムハムとチャーシュー、目玉焼きなどがサンドされたスペシャルバインミーや、ミチャバインミー(ミチャはベトナム語でハム)、えびアボカドバインミーなど、様々な種類のバインミーが楽しめます。
バインミーだけでなく、ベトナムの多様なストリートフードも提供しています。ベトナム風きしめんとも称されるもちもち食感のミークアンや、牛肉のフォー、ベトナムビーフンなどの麺類、生春巻きといった一品料理もあります。ドリンクメニューも充実しており、ベトナムコーヒー(練乳入りベトナムコーヒーを含む)はもちろん、マンゴーやグァバ、タマリンド、ココナッツといったベトナムらしいジュース、スムージー、デザートなども揃っています。
価格帯としては、ランチの平均予算は約1,000円、通常の平均予算は約2,000円、宴会での利用は約3,000円程度とされています。注文はカウンターで行い、出来上がると呼び出しベルで知らされるシステムのため、ファーストフード感覚で気軽に利用できます。テイクアウトも可能です。
スタッフはベトナム出身の方が多いようで、本場の雰囲気を感じながら食事を楽しめます。親しみやすい雰囲気と、本場仕込みのバインミーやベトナム料理を味わえることから、ランチやカフェ利用、軽く食事を済ませたい時など、様々なシーンで利用できるお店と言えるでしょう。ネットからの予約も受け付けています。不定休ですが、日曜営業も行っています。クレジットカードでの支払いが可能です。
ボリュームたっぷりのバインミーは、多くの具材が絶妙なバランスで組み合わされており、一度食べるとやみつきになるという声も聞かれます。パクチーが苦手な場合は調整できるか確認してみるのも良いかもしれません。池袋で本格的なベトナムの味を体験したい時には、「バインミーシンチャオ 池袋店」を訪れてみてはいかがでしょうか。