東京都文京区根津に位置する「焼鳥 朱夏」は、東京メトロ千代田線根津駅の1番出口から徒歩わずか1〜2分という、大変アクセスしやすい場所にある焼鳥店です。賑やかな通りから少し入ったところに佇み、隠れ家のような雰囲気も持ち合わせています。
店内はカウンター席が中心となっており、全14席のうち10席がカウンター席、4名用のテーブル席が1卓という構成です。 カウンター越しに職人の手仕事を間近で見ながら、焼きあがる焼鳥の香りや音を楽しむことができるのは、カウンター席ならではの醍醐味と言えるでしょう。店内は清潔感が保たれており、アットホームな雰囲気が漂っています。 個室の用意はありません。
提供される焼鳥には、品質にこだわった選りすぐりの地鶏が使用されています。主な銘柄鶏として、飼料にこだわり低脂肪、低コレステロールという特徴を持つ山梨県の「信玄鶏」、ぷりぷりとした歯ごたえとコクのある旨みが凝縮された愛媛県の「媛っこ地鶏」が用いられています。 さらに、弾力がありながらも柔らかく脂ノリの良い鹿児島県の「黒さつま鶏 黒王」、しっかりとした噛み応えと上質な風味を持つ秋田県の「高原比内地鶏」なども日替わりで提供されており、様々な地鶏の個性を楽しむことができます。 備長炭を使って丁寧に焼き上げられており、香り高くジューシーな焼鳥を味わうことができます。 ささみ、ねぎま、なんこつ、皮、ふりそで、はつ、せせり、手羽元、砂肝、ぼんじり、肝、つくね、手羽先といった定番部位から、時期によっては希少部位も用意されています。
メニューは一本単位でのアラカルト注文が可能で、一部情報では焼き鳥が290円から提供されているとの記載もありますが、最新の正確な価格については直接店舗に確認することをお勧めします。 より手軽に楽しみたい方や初めて訪れる方には、複数のおまかせコースが用意されています。串5本に鶏スープとデザートが付く「おまかせ串コース5本」(3,300円)、串8本に箸休め一品、鶏スープ茶漬け、デザートが付く「おまかせ串コース8本」(5,500円)があります。 特に店の味を堪能したい場合は「朱夏コース」(7,000円)がお勧めです。このコースには串8本に加え、季節の野菜を使ったサラダ、レバーパテと酒粕とクリームチーズのパテ、皮ポン酢、ぬか漬けといった個性的な一品料理、そして〆には特製の鶏スープ茶漬けが含まれています。 〆は追加料金を支払うことで、そぼろ丼や親子丼、うどんなどに変更することも可能です。 口コミでは親子丼が美味しいと評判です。 また、お通しや、焼き鳥に合わせて提供される3種類の薬味も、こだわりの一つとして挙げられています。 料金とは別に、お席料として一人あたり700円(税込)が必要となります。 焼鳥と相性の良いドリンク類も豊富に取り揃えられており、日本酒やワインなどが用意されています。 季節ごとに仕入れるお酒もあり、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。
営業時間は17時30分から22時まで(ラストオーダー21時30分)となっており、通常は17時30分開始の第1部と20時開始の第2部という二部制で営業しているようです。 月曜日が定休日です。 人気店のため、事前の予約が推奨されており、各種グルメサイトを通じて24時間いつでもネット予約が可能です。 支払い方法として、クレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済も利用できます。 テイクアウトに対応しているという情報も見られます。 上質な地鶏と丁寧な仕事による焼鳥、そしてそれに合わせた一品料理やお酒を、落ち着いた空間でゆっくりと味わえる一軒と言えるでしょう。